YGエンターテインメント(以下、YG)が強硬な姿勢を見せた。
他人の顔写真をわいせつ物に合成するディープフェイク性犯罪が深刻な社会問題として台頭しているなか、K-POP界にも広がる被害にYGが対応に乗り出した。
9月2日、YGは「当社は所属アーティストたちと関連し、不適切なディープフェイク制作物が制作および流布されている状況を非常に厳重に認識している」と明らかにした。
続けて、「広範囲で悪意的になされている不法行為を継続してモニタリングし、不法映像物を削除・遮断するために努力しており、刑事手続きを含め可能なすべての法的措置を進めている」と伝えた。
それとともに、「アーティストの人格と名誉に深刻な危害を及ぼす、すべての不法行為に対しては、持続して強硬かつ厳正に対応する予定」と強調した。
YGにはグローバルガールズグループBLACKPINKをはじめ、BABYMONSTER、TREASURE、AKMU、WINNERなどが所属している。
最近、ディープフェイク合成物に頭を悩ませている韓国芸能界。
これまで、TWICE、ITZYなどが所属しているJYPエンターテインメント、NewJeans所属事務所のADOR、歌手クォン・ウンビ所属事務所のWoollimエンターテインメントなどがディープフェイク合成物に対する強硬的な対応方針を明らかにした。
なお、アメリカのサイバーセキュリティ業者である「セキュリティヒーロー」は、「2023ディープフェイク現況」の報告書で、ディープフェイク性搾取物に最も多く露出した10人中8人が韓国歌手と明らかにした経緯がある。
■【写真】アラサー韓国女性アイドル、ディープフェイク被害告白
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