ガールズグループIVEのウォニョンをはじめ、BTSのVやJUNG KOOK、歌手カン・ダニエルなどのスターを誹謗する動画をYouTubeに公開した30代の女性が、法廷で容疑を否認した。
9月2日、仁川(インチョン)地方裁判所・刑事11単独(キム・セッピョル判事)の審理で引かれた初裁判で、YouTubeチャンネル「タルドク収容所」の運営者である30代女性のパク氏側は「映像を制作した事実は認めるが、残りの公訴事実は否認する」と主張した。
パク氏の弁護人は「名誉毀損や業務妨害と関連した故意はなく、名誉毀損に該当するとしても、真実な事実と信じたので違法性がなくなるという趣旨」と説明した。
これに対してキム判事が「故意はなかったのか」と尋ねると、パク氏の弁護人は「意見開陳に過ぎないので名誉毀損とは見難い」と答えた。
パク氏はこの日も黒い上下を着て眼鏡とマスク、傘で自身の顔を隠すなど徹底的な防御をして現れた。彼女は「職業が『事業』となっているが、合っているか」という判事の質問に「はい」と答えた。
パク氏は2021年10月から2023年6月まで、ウォニョンをはじめとする有名人7人に対する虚偽映像をYouTubeに23回掲示し、彼らの名誉を傷つけた疑惑で今年5月に在宅起訴された。
彼女は「ウォニョンが嫉妬して同僚練習生のデビューが失敗に終わった」「また別の有名人も性売買や整形手術をした」といった映像を制作し、流布した疑惑を受けている。
検察の調査の結果、パク氏はこの2年間で約2億5000万ウォン(約2500万円)の収益を得ていたことが把握された。
先立ってウォニョンは、虚偽事実流布および名誉毀損でパク氏に対する損害賠償訴訟を提起した。裁判所は1月に原告勝訴の判決を下しながら、「ウォニョンに1億ウォン(約1000万円)を支給せよ」と命令した。
これと共にBTSのVとJUNG KOOKも3月、パク氏が名誉を毀損したとして9000万ウォン(約900万円)の損害賠償請求訴訟を提起したりもした。パク氏は歌手カン・ダニエルの名誉を傷つけた疑惑でも刑事裁判を受けている。
パク氏の次の裁判は10月2日に行われる予定だ。
◇ウォニョン プロフィール
2004年8月31日生まれ。韓国・ソウル出身。STARSHIPエンターテインメントで2年間のトレーニングを受け、2018年にMnetのオーディション番組『PRODUCE 48』に出演。同番組で最終順位1位に輝き、IZ*ONEのセンターとしてデビューした。優れた美貌と抜群のスタイルを誇り、デビュー当初は「奇跡の14歳」と話題を呼んだ。IZ*ONE解散後、2021年12月にIVEのメンバーとしてデビュー。身長は173cm。
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