「光復節」当日に日本の国歌『君が代』が流れるオペラを放送し、ニュースで反転された韓国国旗を使用したことで批判され、謝罪した韓国の国営放送局KBSが、今度はYouTubeチャンネルのロゴについてまで立場を表明することになった。
毎年8月15日は韓国で「光復節」と呼ばれ、日本の植民地支配から解放された1945年8月15日を記念する祝日となっている。
そんな8月15日、各種オンラインコミュニティではKBSのYouTubeチャンネルのひとつである「KBS Entertain」のロゴに関する問題が提起された。
投稿者は、そのロゴが日本の「へのへのもへじ」を取り入れて作られたものではないかという疑念を示した。
KBSが2019年から使用されているロゴだったが、光復節当日に発生した一連の論争がYouTubeチャンネルのロゴにまで飛び火した格好だ。
これに関連してKBS側は8月16日、公式立場を通じて「KBS Entertainチャンネルのロゴは、2019年11月から採用されたデザインで、笑顔を文字絵文字の形で描いて作り出した、世界的に広く使われているデザイン形式だ」と説明した。
KBS側は「日本語の文字を参照していないことはもちろん、目・鼻・口を中心に笑顔を作り出した英語の小文字e、n、tは(enterを象徴する)日本語の文字とは明確に異なる」とし、「ハングル、英語など様々な文字を活用して表情絵文字を作り出すデザインがあり、エンターチャンネルのロゴもそのようなデザイン。日本語のひらがなを使って描かれたイラストをKBS Entertainチャンネルのロゴと比較するのは、過度な言いがかりだ」と無念を訴えた。
さらにKBS側は、先に光復節に起きた2つの“事故”について「国民の皆様に不快感を与えたことについて心よりお詫び申し上げる」とし、再発防止を約束した上で「光復節に関連する過度な解釈や無理な憶測が出ないようお願い申し上げる」と要請した。
いずれにしても現在、KBSには厳しい目が向けられているようだ。
(記事提供=OSEN)
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