新型コロナの影響で韓国エンタメ業界が苦境…現在の状況は?

2020年02月27日 話題
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2月26日時点で韓国における新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者が1000人を超えた中、韓国のエンターテインメント業界もその余波を受けている。

まず、映画館を訪れる観客の足が途絶えた。

韓国映画振興委員会の統合システムによると、先週末(2月22~23日)に映画館を訪問した観客数は約47万人。先々週(2月15~16日)の120万人に比べ、半分以下に減少した。

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それによって映画『狩りの時間』(原題)、『コール』(原題)など、多数の新作映画が公開を延期。2月26日に公開予定だったポン・ジュノ監督のモノクロ版『パラサイト 半地下の家族』も公開が延期され、映画業界の興行低迷が長期化する見込みだ。

スタッフや出演者、観客など、多数の人員が動員されるテレビ業界も頭を抱えている。

2月22日に行う予定だったKBS2の番組『シルムの喜び』(原題)のファイナルラウンドは、結局無観客の中で行われた。

視聴率30%以上を記録しているTV朝鮮の『ミスタートロット』(原題)も、2月24日に予定していた決勝ラウンドの収録を取り消した。

2月23日には、JTBCの気象キャスターであるキム・ミナが発熱症状を訴え、彼女が出演中の朝のニュース番組『朝&』が放送中止、全制作スタッフが自宅隔離をするといったハプニングが起こった。

多くの取材陣が集まる記者会見や番組の制作発表会は、ライブストリーミングの形で代替している。

2月24日に予定されたBTS(防弾少年団)のグローバル記者会見は、「取材陣およびアーティストの保護のため」取り消され、ユーチューブライブ配信の形で行われた。

(写真提供=Big Hitエンターテインメント)BTS

また、『ハイエナ』(SBS)や『ハイバイ、ママ!』(tvN)など、新作ドラマの制作発表会も全てライブストリーミングで代替された。

K-POPアーティストのコンサートや授賞式なども大きな損失が発生している。

TWICEやSEVENTEEN、SHINeeのテミンなど、人気アーティストたちが予定していたコンサートを中止または無期限延期し、ミーカ(MIKA)、ケニー・G(Kenny G)などの来韓公演も延期となった。

2月29日にソウル高尺(コチョク)スカイドームで開催予定だった音楽授賞式「2020 THE FACT MUSIC AWARDS」も「ファンとアーティストの健康を考慮し、下半期へ延期を決定した」と発表した。

感染拡大への懸念が高まる中、エンタメ業界も苦境に立たされている。

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