チョン・ドヨン×リュ・ジュンヨル主演の新ドラマ『人間失格』はどんな物語?“早くも良作の予感”

2021年07月14日 テレビ #韓国ドラマ

韓国JTBCの10周年特別企画ドラマ『人間失格』(原題)のティーザービジュアルが公開された。女優チョン・ドヨン、俳優リュ・ジュンヨルが織りなす深くて濃いストーリーに関心が集まっている。

【写真】リュ・ジュンヨル、長髪を切って爽やか青年に「おかえり」

『人間失格』は、人生の下り坂でふと「何も出来なかった」ことに気付く、“光”に向かってベストを尽くしてきた平凡な人々の話を描く。

何も出来ないまま人生の道に迷った40歳の女・ブジョン(演者チョン・ドヨン)と、何もできない自分自身を恐れる27歳の男・カンジェ(演者リュ・ジュンヨル)。激しい闇の前で向き合った2人の男女の心染みる癒しと共感の物語だ。

5年ぶりにドラマ復帰するチョン・ドヨンとリュ・ジュニョルのシナジー効果が期待を持たせるなか、新しく公開されたティーザービジュアルでも圧倒的な存在感を放って目を引く。人生の光と闇を分けるコントラストの中で上を見上げる2人の乾いた表情とぬくもりのない眼差しに、どことない寂しさが漂う。

さらに「消えたい、生きたい」というフレーズは、彼らの今までの人生と、これからの人生に好奇心をそそる。

チョン・ドヨンが演じるブジョンは、作家になりたかったゴーストライターだ。一生懸命生きてきたものの、人生の下り坂で失敗した自分と向き合い、生きる理由を無くした女性である。いろんな苦痛を抱えながら生きるブジョンの喪失と不安、空虚と寂しさといった感情変化を、チョン・ドヨンが心に訴えかける演技で表現する見込みだ。

(写真提供=C-JeSエンタテイメント、DRAMA HOUSE)

リュ・ジュンヨルは金持ちになりたい役割代行サービスの運営者カンジェに扮する。カンジェは貧乏のDNAから逃れ、さらに高いところに這い上がるためにリスクを背負う男だ。裕福な人生を夢見て近道を探していたが、何一つ成し遂げられず、険しい上り坂で迷子に。そこで、危なっかしいブジョンに出会って感情が激変する。

『人間失格』の制作陣は「激しい闇の中に足を踏み入れたブジョンとカンジェが、再び光を見つけていくストーリーが共感と癒しを与える。久しぶりに温かい視線で描かれたドラマをご覧になれるはずだ。説明が要らないチョン・ドヨン、リュ・ジュンヨルの真価も確認できる。心に訴えかける深みのある演技と特別なシナジーに期待してほしい」と伝えた。

映画『八月のクリスマス』『春の日は過ぎゆく』『世宗大王 星を追う者たち』などを演出したホ・ジノ監督と、映画『建築学概論』『ソウォン 願い』『私の愛、私の花嫁』などを手がけてきた脚本家のキム・ジへが意気投合した新ドラマ『人間失格』は、韓国JTBCにて9月から放送予定。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集