複数の女性ファンとの性行為を不法撮影した容疑で裁判を受けている歌手The Film、本名ファン・ギョンソクが追加で告発された。
【注目】「歌手」という立場を利用して女性に近づいたファン・ギョンソク
法務法人みんなの法律のペ・グンジョ弁護士は3月23日、ファン・ギョンソクはSNSを通じて女性ファンに接近し、不法な撮影装備を使って映像を盗撮していたとし、性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反の容疑で東部検察庁に追加告発したと発表した。
告発状によると、ファン・ギョンソクが撮影したと推定される不法撮影物は5件に上る。
ぺ弁護士は昨年、「匿名の情報提供で去る4月に事件を認知し、5月にファン・ギョンソクの不法撮影と流布の容疑に対する告発状を提出した」と明かしたことがある。
警察の調査でファン・ギョンソクは不法撮影については認めたが、流布については否認。ファン・ギョンソクが不法撮影物をクラウドにアップロードした後、ハッキングを受けたとされ、「自分も被害者だ」と主張していたという。
検察は不法撮影の容疑に対して起訴し、ファン・ギョンソクは不拘束で裁判にわたった。裁判の宣告は4月16日に行われる予定だ。
今回の追加告発は、ペ弁護士によると、1次告発後、記事を見た被害者が現れたことで行われた。ペ弁護士は韓国メディアとのインタビューで「（ファン・ギョンソクは）反省の色を見せず、被害者たちにまともに謝罪することもなく音楽活動を続けている。裁判部に厳罰を求める嘆願書を提出する」と強調した。
ファン・ギョンソクは大学在学中に第13回ユ・ジェハ歌謡祭で賞を受賞し、歌謡界に入門。以降、シンガーソングライターとして120曲を発表し、活発な活動を続けてきた。少年のような感性と美しい曲を書き、多くの女性ファンを持っている。2014年に放送されたtvNのドラマ『ナイン・ジンクス・ボーイズ～九厄少年～』のOST『イェポ』を通じて、広く名前を知らせた。
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