「“過去のRIIZE(ライズ)を超えよう”が僕たちの覚悟です」
ボーイズグループRIIZEが6月17日、初のミニアルバム『RIIZING』をリリースしてカムバックする。
同日、ソウル漢南洞(ハンナムドン)のブルースクエア・マスターカードホールでメディアショーケースを開き、アルバムに対する様々な話を交わした。RIIZEは「僕たちがどれほど成長したかをお見せする」と口をそろえた。
今回のアルバムにはタイトル曲『BOOM BOOM BEST』をはじめ、『Siren』『Impossible』『9 Days』『Honestly』『One Kiss』『Talk Saxy』『Love 119』の計8曲が収録された。
彼らは4月に『Siren』と『Impossible』に続き、『9 Days』『Honestly』『One Kiss』を公開した。特にプロローグシングル『Impossible』の活動を通じて、既存のアイドル活動で見られなかったハウスジャンルの新鮮な音楽とパフォーマンスで多くの反応を得た。
アルバム名『RIIZING』についてソヒは「RIIZEの現在進行形という意味だ。努力して絶えず成長するRIIZEを表現した」と話し、ウォンビンは「『Get A Guitar』で新人賞を受賞したが、今回のアルバムでさらに成長し、精進するという意志を込めた」と付け加えた。
RIIZEはSMエンターテインメントがNCT以来、7年ぶりに新たにローンチしたボーイズグループとして注目された。2023年にデビューしたRIIZEは、青春の感性に触れる「エモーショナルポップ」を前面に押し出した。新しいタイトル曲『BOOM BOOM BEST』も、やはりデビュー曲『Get A Guitar』、後続曲『Talk Saxy』に続き、再び楽器を活用したRIIZE独自のジャンル「エモーショナルポップ」に出会うことができる。
『BOOM BOOM BEST』は、ファンキーなディスコビートとグルービーなベースラインが印象的なポップダンス曲で、歌詞にはベースギター演奏を通じて互いに対するときめきを自由に表現する青春の姿を描いた。RIIZEだけの「青春グルーヴ」を体験できる見通しだ。
ソヒは「ショウタロウとソンチャンのペア振り付けとウィスパーラップが特徴」と紹介。ソンチャンは「昨年末に初めて聞いたが、聞くやいなやメンバー全員が“これだ”、“できた”と感じた。運命的な曲だ」と自信を示した。
ウォンビンは「『Get A Guitar』の延長線上にある。『Get A Guitar』で少年美を見せたなら、『BOOM BOOM BEST』では成熟した姿を見せることができるだろう」と述べた。
2023年9月にデビューしたRIIZEは、デビューと同時にミリオンセラーになった。また『Talk Saxy』『Love 119』も良い成績を収め、着実な発展可能性のあるグループという点を証明した。一緒に成長し夢を実現するという意味を込めたグループ名のように、デビューから休む暇もなく新しいジャンルの音楽を披露し、「新鮮だ」という反応を得ている。
今回のアルバムはシングルではなく初のミニアルバムであるだけに、さらに成長したRIIZEの姿に出会えるものと見られる。ウンソクは「RIIZEが成長を目標にするチームなので、さらに成長したという言葉を聞きたい」と話した。
RIIZEは来る9月にデビュー1周年を迎える。これまで成長した点についてウォンビンは「多様なファンコンでステージに立ちながら、以前より図々しくなったようだ」と笑った。
そんなRIIZEは6月のカムバックを基点に、世界10の地域で初のファンコンツアーを繰り広げる。ファンコンツアーを終えた後は、デビュー1周年を記念するファンコンのフィナーレをソウルKSPO DOMEで開催する。
ソンチャンは「夢に描いた競技場で公演をすることになって不思議だ」と話し、アントンは「IU先輩のコンサートのゲストとして少し出演したことはあるが、早い時間内に僕たちだけの公演でそこに行けることになってうれしい」と感想を明かした。
◇RIIZEとは?
SMエンターテインメント所属のボーイズグループ。メンバーはNCT出身のショウタロウ、ソンチャン、公開練習生SM ROOKIES出身のウンソク、スンハン、非公開練習生のウォンビン、ソヒ、アントンの7人。SMエンターテインメントがNCT以来、7年ぶりに輩出するボーイズグループとしてデビュー前から注目を集めた。グループ名「RIIZE」には、「Rise」(成長する)と「Realize」(実現する)の2つの意味が込められている。2023年9月4日、シングル『Get A Guitar』でデビュー。2023年11月、スンハンが無期限活動中断となり、6人組として活動することになった。
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