来る7月に解散すると見られていたガールズグループKep1er(ケプラー)が7人組に再編され、活動を継続すると報じられた。
5月16日、韓国メディア『スターニュース』によると、Kep1erは9人組から7人組に生まれ変わる。
抜けるのは、イェソと日本人メンバーのマシロ(坂本舞白)だ。報道によると、イェソとマシロはKep1erを離れ、元の所属事務所である143エンターテインメントのガールズグループ「LIMELIGHT」に合流するという。
この報道が正しければ、一部のメンバーが離れるとはいえ、Kep1erはオーディション番組から誕生した「プロジェクトグループ」としては異例の契約延長を実現することになる。
そもそもKep1erは、2021年10月に終映したオーディション番組『Girls Planet 999:少女祭典』(Mnet)を通じて結成されたグループだ。ユジン、シャオティン、マシロ、チェヒョン、ダヨン、ヒカル、ヒュニンバヒエ、ヨンウン、イェソの9人で結成され、2022年1月にミニアルバム『FISRT IMPACT』デビューした。
オーディション番組から生まれたプロジェクトグループは「2年6カ月」といった期間を定めてチーム活動するのが一般的で、過去にはIZ*ONEやWanna Oneといった人気プロジェクトグループも期間内で解散している。
特にIZ*ONEの場合、ファンがクラウドファンディングで数億円を集めて活動継続を支持したが、その思い虚しく解散となった。
そのためKep1erも予定通り今年7月で解散すると見られていたが、所属事務所WAKEONE側は4月25日、本紙『スポーツソウル』に「Kep1erのプロジェクト活動延長について、メンバー及びメンバーの所属事務所と議論中だ」とコメントし、“延長”についての可能性を残していた。
なおKep1erは来る6月3日、韓国初フルアルバム『Kep1going On』をリリースする予定だ。
◇Kep1er プロフィール
2021年に注目を集めたオーディションプロジェクト『Girls Planet 999:少女祭典』から誕生した、9人組グローバルガールズグループ。応募総数1万3000人から日本、韓国、中国の3つの地域で行われたオーディションを通過し、最終的に残った9人(韓国6人、日本2人、中国1人)で結成された。2022年1月に1stミニアルバム『FIRST IMPACT』でデビュー。タイトル曲『WA DA DA』は3カ月余りでYouTube再生回数1億回を超える反響を得た。同年9月7日には日本1stシングル『FLY-UP』を発表して日本デビューを果たした。
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