新人ガールズグループILLITが、同じくHYBE傘下レーベルに所属するNewJeansを“コピーしている”という議論が再燃している。
【比較画像】ILLITとNewJeans、どれだけ似ているのか
韓国オンラインコミュニティでは5月13日、ILLITのデビューEPに収録された『Lucky Girl Syndrome』の一部振り付けが、NewJeansが出演するマクドナルドのCM中のダンスに似ているという説が広まった。
その後、NewJeansのパフォーマンスディレクターであるキム・ウンジュは同日、自身のインスタグラムを更新。ストーリーに、「うん??実話??広告の振り付けまで?これまで本当にじっと我慢してきたが、偶然というにはこれはちょっと違うんじゃない?そう、似る可能性もあるだろう!しかし、普通は参考にすると、お互いに礼儀上は少しずつ形を変えるが、これはまあ全部コピペだよ」という文を投稿した。
また、同じくNewJeansのパフォーマンスディレクターを務めるBlack.Qも、「この間、我慢してきたが広告の振り付けまで行くとは。誰かの苦労がこのように現れるには、決して容易な過程ではなかったとだろうに…」とインスタグラムのストーリーで発信している。
2人は『Attention』『Hype boy』など、NewJeansのヒット曲の振り付けを担当してことで知られる。オンラインコミュニティなどの反応を受け、ILLITの“NewJeansコピー説”を暗に批判したものとみられる。
ILLITの“NewJeansコピー”疑惑は今回が初めてではなく、『My World』(ILLIT)と『Attention』(NewJeans)、『Magnetic』(ILLIT)と『Ditto』(NewJeans)の振り付けが似ていると囁かれている。
今回のパフォーマンスディレクターの言及に先駆け、NewJeans生みの親であるADORミン・ヒジン代表は、公の場で堂々とコピー疑惑を糾弾した。
HYBEから経営権を奪取しようと疑惑を提起された彼女は、4月25日に緊急記者会見を実施「我が国の音楽産業と文化の健全な発展のため、ILLITのNewJeansコピー事態に対して公開的に立場を明らかにする」と前置きした上で、「ILLITはヘア、メイク、衣装、振り付け、写真、映像、イベント出演など、芸能活動のすべての領域でNewJeansをコピーしている。ILLITは“ミン・ヒジン風”、“ミン・ヒジン流”、“NewJeansの亜流”などと評価されている。亜流の登場によってNewJeansのイメージが消耗された」と主張した。
もはや、HYBEとミン・ヒジンの溝は修復不可能な状況だ。最近では、HYBEのトップであるパン・シヒョク議長が「NewJeansメンバーを無視していた」などの内容が含まれたメンバーの親の意見書が公開されるなど、泥沼化している。
今後は、ミン・ヒジン代表を解任させるための臨時株主総会が5月31日に開かれる。ミン・ヒジン代表側は裁判所に、ADOR株の80%を持っているHYBEの議決権行使を阻止する仮処分を申請した状態だ。
■【画像】ミン・ヒジン、「クソジジイ」会見がまさかのTシャツ化
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