女優キム・ゴウンは2024年も絶好調だ。
4月27日、ソウル・龍山CGVで開かれた「第11回マリ・クレール映画祭」に参加したキム・ゴウン。パイオニア賞を受賞し、再びトップ女優であることを証明した。
「マリ・クレール映画祭」は、ファッションマガジン『marie claire』が主催する授賞式で、キム・ゴウンは自分だけの道を開拓し、韓国の映画産業に貢献した俳優に送られるパイオニア賞を受賞したのだ。
キム・ゴウンは「貴重な時間を割いて『破墓』を見に来てくださった観客の方々に感謝する。チャン・ジェヒョン監督が授賞してくれてさらに意味深い。『marie claire』から与えられた意味のある賞を受けとることができて感謝する」とし、「これから、もっと素敵な俳優になるよう努力する」と意気込んだ。
2月22日に公開してから1185万人を動員し、今も上映を続けている『破墓』は、キム・ゴウンが演じた巫女ファリム役への好評が特に多かった。シャーマンである先生と交流しながら準備してきた彼女のキャラクターへの解釈と、しっかりとした演技力が目立った。グッ(巫女による儀式)の場面で本当に神がおりてきたかのように剣舞を踊るキム・ゴウンの姿は、まさに映画のハイライトだ。
なおキム・ゴウンは「マリ・クレール映画祭」に続き、『破墓』で「第60回百想芸術大賞」映画部門女子最優秀演技賞候補に上がっている。また、現在は次回作『大都市の愛し方』の撮影を終え、『ウンジュンとサンヨン』(ともに原題)の撮影に励んでいる。
◇キム・ゴウン プロフィール
1991年7月2日生まれ。2012年の映画『ウンギョ青い蜜』で女優デビューした。新人だったものの存在感を見せつけて「東洋的な美女」だと注目が集まり、以降はドラマ『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』『ザ・キング:永遠の君主』『ユミの細胞たち』『シスターズ』などに出演。特に『トッケビ』を通じて日本でも知られるスター女優の仲間入りを果たした。
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