“原爆Tシャツ”騒動のBTS…韓国専門家が「日本での人気は揺るがない」と強気なワケ

2018年11月13日 K-POP #BTS

BTS(防弾少年団)が圧倒的な実力と人気で議論の鎮静化を図る。『ミュージックステーション』(テレビ朝日)出演キャンセルという“悪材料”もあったが、日本の音楽チャートを席巻し、大規模なドームツアーまで始まる。

BTSは東京ドーム(11月13~14日)から始まる38万人規模のドームツアー「BTS WORLD TOUR 'LOVE YOURSELF' ~JAPAN EDITION~」のために、去る10日に韓国を出国した。

11月21日、23~24日の大阪京セラドーム、来年1月12~13日の名古屋ドーム、2月16~17日の福岡ヤフオクドームとコンサートを続いていく。チケットはいずれも発売直後に売り切れた。

しかしツアー開始時点で、突発的な事態が発生した。11月9日に出演予定だった『ミュージックステーション』がBTSの出演取り消しを前日に決定した。その理由は、JIMINが過去に着用していた、いわゆる“原爆Tシャツ”だ。現時点でBTSが年末まで、日本のTVに出演することがあるかどうかも不明である。

(関連記事:BTSで話題の“原爆Tシャツ”が韓国で完売…どんな写真や文字がプリントされている?

しかし海外メディアは、出演キャンセルの原因となったTシャツが議論となったのは、両国の古い政治的・歴史的背景があるからと指摘した。BTSが日本の嫌韓勢力の標的になったという解釈もあった。

(写真提供=Big Hitエンターテインメント)BTS

これまで日本国内の韓流ブームは、政治的な要因の影響を大きく受けてきた。韓国ドラマが牽引した第1次韓流ブームに続いて、東方神起やBIGBANG、少女時代、KARAなどによる第2次韓流ブームは、両国間の政治問題で浮き沈みを経験した。

以降、日本のテレビ番組で韓国歌手の姿を見ることができなくなり、日本における嫌韓の声も大きくなった。NHKの『紅白歌合戦』には、昨年TWICEが出演するまで5年間、韓国歌手が出演リストから外れていた。

「日本での人気が揺るがない」と断言するワケは?

しかしある歌謡専門家は、「現在のBTSの人気と勢いは日本の放送局が左右できるレベルではない」と予想した。

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