BTS・Vが兵役中に発表した新曲で熱い関心を受けているなかで、想定外のYouTube詐称アカウント議論が提起された。
先立ってVは3月15日、新しいデジタルシングル『FRI(END)S』を公開。これは2023年9月に発表した初ソロアルバム『Layover』以来、6カ月ぶりとなるソロの新曲であり、現在兵役中のVによるサプライズで、リリース前からグローバルファンの期待が最高潮に高まっていた。
ポップソングR&Bジャンルの『FRI(END)S』は、春に似合う甘いラブソングで、Vの魅惑的な声色が引き立つ曲だ。『FRI(END)S』はリリースと同時に世界最大の音楽ストリーミングプラットフォームSpotifyで自己最高記録を更新し、兵役中でも揺るがない人気を証明した。
しかしYouTubeで問題が生じた。
新曲『FRI(END)S』のショート動画を集めたリンクに接続すると、BTSやV、所属事務所BIGHIT MUSICやHYBEレーベルではなく、Vの詐称アカウントが優先的に検索されるのだ。
一般的に音源が発売されると、YouTubeに音源ページが自動的に生成される。これに伴い、Vの新曲『FRI(END)S』もやはり音源を利用してショートを作れるページが生成された。しかし該当リンクに接続すると、メインページの代表アカウントがBTSやV、所属事務所の公式アカウントではなく、詐称アカウントのチャンネルが登場する。
これについて一部のファンは、所属事務所のずさんな管理を問題視し、非難の声を高めた。しかし実は、原因がYouTubeアルゴリズムの技術的問題によるエラーであることが明らかになった。
アーティストテーマチャンネルページの代表アカウントは、YouTubeのアルゴリズムによって自動設定される。これに対して、Vという同一名称を使っているファンアカウントや詐称アカウントをYouTubeシステムが誤ってマッチングしたのだ。
これは『FRI(END)S』関連のショート動画を集めたリンクであるだけで、所属事務所であるBIGHIT MUSICが生成を要請することも、修正することもできない。アルゴリズムによって生成された後、周期的にアップデートされるものだからだ。
最終的にVの新曲をめぐる詐称アカウント議論は、YouTubeのアルゴリズムの問題で起きたハプニングとして終わった。
なおVは最近、新曲『FRI(END)S』のリリースを記念してファンイベント「FRI(END)S PARTY」を進行し、格別なファンへの愛を伝えた。
(記事提供=OSEN)
◇V プロフィール
1995年12月30日生まれ。本名キム・テヒョン。2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、グループ内ではサブボーカルを務める。“美少年”と呼ぶに相応しいビジュアルとのギャップを感じさせる低音ボイスが特徴で、ボーカルラインの中でも主に中低音パートを担当している。優れたビジュアルが世界的に評価されており、映画情報サイト『TC Candler』が発表する「世界で最もハンサムな顔100人」の上位にたびたびランクインしている。
■【写真】「ニヤニヤ止まらん」BTS・V、真夜中デートのお相手は?
前へ
次へ