僧侶とは思えない“生活”で批判殺到して自粛…ハーバード卒の韓国和尚、3年ぶりに復帰「懺悔する」

2024年03月05日 話題

セレブな生活が発覚して活動を自粛したヘミン和尚が、3年ぶりに放送に復帰した。

【注目】「仏を知らない泥棒」“セレブ生活”が発覚したヘミン和尚

3月4日に初放送されたBTN仏教TVの『心が休まるカフェ、ヘミンです』では、ヘミン和尚が放送開始に先立ち、「僧侶として期待に応えられなかった点を懺悔する」として頭を下げた。

続けて「多くの方がくださったお言葉を重く受け止めている。皆さんの助言を教えとし、僧侶の本分である布教と典法、布施と奉仕にもっと力を入れたい」と伝えた。

また、「共にする姿勢で皆さんと一緒に勉強しながら、悩みを一緒に聞いてみる良い番組をこれから作っていく。足りないが見守ってほしい。感謝する」と覚悟を新たにした。

セレブな生活で批判殺到

ヘミン和尚
(画像=BTN仏教TV)ヘミン和尚

先立ってヘミン和尚は2020年11月、tvNのバラエティ番組『ON&OFF』に出演し、寺ではなく南山(ナムサン)が見える都市で暮らしているという自身の日常を公開した。

毎朝、法華経の読誦と参禅をするが、AIスピーカーと共にする瞑想時間からSNSを活用したコミュニケーション法、また瞑想アプリの開発に力を入れている姿を披露した。

しかし放送直後、アメリカ出身のヒョンガク和尚が自身のSNSに「だまされるな!芸能人にすぎない。一切一切一切、釈迦の教えをまったく知らない泥棒。仏様の教えを売る地獄に向かっている寄生虫」と文章を掲載し、ヘミン和尚を批判した。

視聴者もやはり「セレブな日常を繰り広げている」とし、ヘミン和尚に対する批判が殺到した。その後、彼がアメリカに住商複合マンションを所有しているとの疑惑まで浮上した。

議論が大きくなると、ヘミン和尚は「今回のことで傷つき失望したすべての方々に懺悔する。私は今日をもってすべての活動を中断し、大衆の船員に戻って仏様の言葉を再び勉強し、修行の祈りに精進する」と謝罪文を掲載し、自粛の時間を過ごした。

そんなヘミン和尚が約3年4カ月ぶりに放送に復帰し、注目を集めている。

(記事提供=OSEN)

◇ヘミン和尚

1973年生まれ。青少年期を韓国で過ごし、高校卒業後にアメリカに移民した。ハーバード大学大学院で修士号、プリンストン大学大学院で博士号を取得。以降7年間、アメリカのアンプシャー大学で宗教学の教授を務めた。その後、韓国で正式な僧侶となり、2012年に発表した瞑想エッセイ『立ち止まれば、見えてくるもの』(原題)が韓国でベストセラーに。日本でも『完璧になれない。だからいい-心が軽くなるヘミン和尚のことば-』という著書が出版されている。

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