元フェンシング女子韓国代表ナム・ヒョニの元婚約者チョン・チョンジョによる詐欺行為が、続々と明らかになっている。
1月24日、チョン・チョンジョの共犯者で、ボディーガードの役割をしていたイ氏4回目の公判が、ソウル東部地裁で行われた。この場には、ナム・ヒョニの甥でイ氏と交際していたA氏が証人として出席した。
この日、A氏は「チョン・チョンジョが、“IUと同居していたので、彼女が住むマンションに引っ越そうと思う”という話をしたことがあるか」というイ氏側の弁護人の質問に、「300億ウォン(約33億円)台の家なのに、前金を渡せば10%割引され、約30億ウォン(約3億3000万円)節約できるという話を聞いた」と話した。
続けて「チョン・チョンジョがIUと親密な関係だとし、“ナム・ヒョニとその娘がIU好きなので、VIPチケットを購入しろ”と指示した事実を知っているか」という質問には、「有名芸能人のコンサートチケットは携帯電話では買えないと言った」と答えた。
そしてナム・ヒョンニもやはり、警察の取り調べで「チョン・チョンジョがIUと付き合ったことがあると言ったことがあり、有名人との人脈を自慢していた」と陳述したと伝えられた。
この日、チョン・チョンジョは「今はお金がないため被害者に返済できないが、獄中で本を書けるのならば、その収入で被害補償をしたいという意を明らかにしたことがあるか」という質問に対して、正しいと認めたという。
チョン・チョンジョは昨年3月から10月にかけて、海外の非上場株式などへの投資金という名目で22人から27億2000万ウォン(約3億円)を、2022年4月から昨年2月にかけて5人から3億5800万ウォン(約4億円)を騙し取った容疑を受けている。
なお、24日に公判が開かれたイ氏は、チョン・チョンジョの犯罪収益を管理し、2億ウォン(約2200万円)を受け取った容疑が持たれている人物だ。警察はイ氏が犯罪収益のうち、約21億ウォン(約2億2000万円)を自身の名義の口座に送金してもらい、管理したと見ている。
■【写真】ナム・ヒョニ、“性的関係”時の状況を告白「男だった」
前へ
次へ