K-POPの男性アイドルや韓流ドラマで活躍するスターたちの“兵役”に関するニュースは、日本でも毎年のように飛び交っている。
国籍放棄や抜歯、精神病など、さまざまな理由によって兵役を逃れたスターも多かった昔に比べて、近年はそういった傾向も薄れ、むしろ兵役によって好感度を上げるケースが増えた。
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2018年は日本でも知られる俳優チャン・グンソクの入隊やJYJジュンスの除隊が話題になったが、2019年も立派に兵役を務め上げたスターたちの除隊が多い1年だった。
2019年は、2月にドラマ『グッド・ドクター』韓国版で主人公を演じた俳優チュウォンが口火を切るかたちで、大物韓流スターが次々と除隊している。
4月に、俳優イ・ミンホが代替服務を終えて召集解除(除隊)。2006年の交通事故とドラマ撮影中の負傷によって現役兵の代替となる「社会服務要員」になった彼は、ソウル江南(カンナム)区にある水西総合社会福祉館で勤務していた。
イ・ミンホといえば、ドラマ『花より男子』韓国リメイク版の道明寺役で一躍ブレイクし、『相続者たち』『青い海の伝説』といった主演ドラマを次々とヒットに導いた“新・韓流四天王”の1人(他キム・スヒョン、イ・ジョンソク、キム・ウビン)。いつ、どんな作品で復帰するかに多くの関心が集まったことはいうまでもない。
そんな彼が復帰作として選んだのは、『太陽の末裔』『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』で知られる超人気脚本家キム・ウンスクの新作『ザ・キング:永遠の君主』(原題)だ。
相手役には『トッケビ』でヒロインを務めた人気女優キム・ゴウンが決定したため、視聴率が取れる条件は揃った。イ・ミンホの華麗なるドラマ復帰が2020年の韓国芸能界における注目トピックスになりそうだ。
“新・韓流四天王”のもう1人である俳優キム・スヒョンも、2019年7月に満期除隊した。