歌手のG-DRAGONに麻薬容疑をかけた警察が事件を終結させた。
12月19日、仁川(インチョン)警察庁・麻薬捜査隊は麻薬類管理に関する法律違反容疑で立件したG-DRAGONに対して、前日に“嫌疑なし”で不送致決定したと明らかにした。
警察は遊興施設の女室長の陳述を土台に、G-DRAGONを立件して捜査した。しかしG-DRAGONは一貫して容疑を否認し、体毛や爪の精密鑑定でも陰性という結果が出た。
その後も警察は捜査を続けていたが、明確な証拠を確保することができず、さらに女室長が陳述を翻したことでG-DRAGONに対する嫌疑点を確認できなかった。
10月25日の立件から一連の騒動で皮肉にも、警察の“お墨付き”でG-DRAGONが麻薬をやっていないことだけが明らかになったわけだ。
疑惑を完全に払拭したG-DRAGONは今後、「知的財産権(IP)マネジメントやコンテンツ制作などを営むギャラクシーコーポレーションとの専属契約が迫っている」とも報じられており、活動再開に拍車をかけると見られる。
◇G-DRAGON プロフィール
1988年8月18日生まれ。本名クォン・ジヨン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビュー。BIGBANGのリーダーで、グループ内ではラッパーを担当している。作詞・作曲、そしてプロデュースのスキルにも定評があり、数多くの楽曲をヒットさせた。2019年10月に除隊。2022年4月に『Still Life』を発表して約4年ぶりにカムバック。2023年6月にYGエンターテインメントとの契約が終了した。
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