麻薬容疑をかけられた歌手のG-DRAGONだったが、疑惑は晴れた。
仁川(インチョン)警察庁・麻薬犯罪捜査隊は12月13日、麻薬類管理に関する法律違反の容疑で調査されたG-DRAGONを“嫌疑なし”で来週にも不送致にすると明らかにした。
警察は、G-DRAGONと一緒にソウル江南(カンナム)の遊興施設に訪問したという芸能人や同施設の職員など6人を参考人として調査したが、容疑を立証する陳述を確保できなかったとされる。
先立って警察は、ソウル江南(カンナム)にある遊興施設の室長(29、女性)の陳述を土台に、G-DRAGONが昨年12月にその遊興施設で麻薬を投薬したのではないかと見て捜査に着手した。
しかしG-DRAGONは容疑を一貫して否認し、国立科学捜査研究院の精密検査でも麻薬“陰性”判定を受けた。さらにその他の追加的な証拠もない状態だった。
警察の捜査で“嫌疑なし”となったG-DRAGONは、一般して主張してきた通り、麻薬疑惑を晴らすことになった。
なお、無理な捜査だったのではないかという一部の批判について警察側は「捜査は手がかりから始めて疑惑があるかないかを判断すること」とし、「関連の疑惑があるならば捜査を通じて確認しなければならない」と説明した。
◇G-DRAGON プロフィール
1988年8月18日生まれ。本名クォン・ジヨン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビュー。BIGBANGのリーダーで、グループ内ではラッパーを担当している。作詞・作曲、そしてプロデュースのスキルにも定評があり、数多くの楽曲をヒットさせた。2019年10月に除隊。2022年4月に『Still Life』を発表して約4年ぶりにカムバック。2023年6月にYGエンターテインメントとの契約が終了した。
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