全員が兵役中となったBTSの曲が世界各国で急浮上している。
12月13日、iTunesによると、BTSが2017年2月にリリースした曲『Spring Day』が前日にワールドワイドソングチャートで1位を記録した。
さらに同日、アメリカやイギリスを含む計62の国や地域のiTunesメインソングチャートでも1位となった。
興味深いのは、発売当時よりも順位が高いことだ。アメリカで『Spring Day』は6年前のリリース当時、8位だったが、今回初めてiTunesメインソングチャートで1位になっている。また日本ではiTunesチャートだけでなく、オリコンデイリーデジタルシングルチャートでも1位を記録した。
今回の珍しい現象は、兵役についたBTSメンバーを多くのファンが「待つ」という思いで実現されたと見られる。「どれだけ待てば、また会えるだろう」「離れていってしまった君を一日も忘れたことはない」といった歌詞が、入隊を見送ったファンの思いと重なった。
なおBTSは、12月12日にJIMINとJUNG KOOKが入隊したことで現在、全員が兵役義務を履行中だ。メンバー全員が除隊するのは、2025年下半期になる予定だ。
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