「赤ちゃんを産むためにかなり長く病院に通いました」
不妊を克服した韓国スターたちの告白が、同じ困難を抱える夫婦に勇気を与えている。自分の赤ちゃんと会うために病院に通いながら努力し、苦しい施術を受けた経験談を共有しながら共感と応援を得ているのだ。
同じ過程を経験する不妊夫婦にも勇気を与える、スターたちの告白だった。
45歳になる年に長女を産み、自らを“高齢出産のアイコン”と呼んだ女優のチェ・ジウが、赤ちゃんを産むために長い間、努力したことを明らかにした。
チェ・ジウは2018年に9歳年下のIT会社代表と結婚し、2020年に長女を出産している。また出産後、育児に集中し、たびたび子供と過ごす日常を共有したりもした。この愛らしい我が子と会うまで、チェ・ジウには人知れぬ努力があった。
彼女は11月7日に放送されたSBSラジオパワーFM『キム・ヨンチョルのパワーFM』にゲストとして出演。思い出せないほど久しぶりにラジオ出演したというチェ・ジウは、「私が赤ちゃんを準備しながら病院にかなり長く通ったのだが、その時間が長かった。1時間以上もかかった。その時、行ったり来たりする時間が、このラジオ番組が始まる時間だった。ある瞬間からはその時間が時間通りだったので、1年以上ずっと聞いていた」と述べた。
赤ちゃんを授かるまで1年以上も人知れぬ苦労があったようだ。
2017年に結婚した俳優ソン・ジェヒ&女優チ・ソヨンの夫婦も、不妊で大変な時間を過ごしたと明らかにしている。
2人は結婚から5年が過ぎた昨年、妊娠に成功したと伝え、多くの祝福を受けた。また、同じ苦労をしている人々に希望と応援を伝えたりもした。2人は妊娠当時、「私たちもいつもその方々を応援している。他の方々のために祈っている」と話した。
そして今年1月20日、長女を抱いて多くのお祝いを受けた。不妊症によって長い間大変な時間を過ごしただけに、不妊夫婦にも勇気と希望を与えるニュースでもあった。
そうかと思えば、歌手のイ・ヒョリも妊娠が容易ではないと告白をしたことがある。
歌手イ・サンスンと結婚したイ・ヒョリは、2020年にバラエティ番組『遊ぶなら何する?』で音楽ユニット「SSAK3」の活動を始め、妊娠計画について言及したことがある。当時は結婚8年目で、赤ちゃんに対する願いがあったのだ。
その後もイ・ヒョリは、音楽グループ「Refund Sisters(払戻遠征隊)」の活動やバラエティ番組『ソウル・チェックイン』などを通じて、妊娠や出産について何度も触れている。彼女は妊娠のために禁酒中だとし、「家で1杯も飲めずにいる。イ・サンスンには禁煙しろと言った」と明らかにした。また、「(子供の)考えはあるが、年を取って思ったより容易ではない」と打ち明けたりもした。
あえて明かす必要もない私生活の部分だが、進んで妊娠の難しさについて言及し、同じ悩みを持つ人々から共感を得た。
彼女たちだけでなく、タレントのパク・スホン&キム・ダイェの夫婦も番組に出演しながら不妊を告白し、応援されたことがある。
彼らは7月、『新商品発売~コンビニレストラン』に出演し、「結婚する前は結婚して1年間だけでも、“ただ準備すればいいのだろう”と漠然と考えていたが、実際に持とうと努力すると思ったより容易ではなかった」と打ち明けた。
少なくないスターたちが苦労していることを明かしたことで、同じ困難を抱える夫婦に勇気を与えている。
(記事提供=OSEN)
◇チェ・ジウ プロフィール
1975年6月11日生まれ。1994年にテレビ局MBCのオーディションに合格し、本名のチェ・ミヒャンで女優デビュー。翌1995年に芸名をチェ・ジウと改名し、2002年に主演したドラマ『冬のソナタ』で一躍、アジアのトップスターに。日本では“ジウ姫”の愛称で知られ、2006年にはTBSのドラマ『輪舞-ロンド-』で竹ノ内豊とダブル主演。そのほか、日本ではドラマ出演、CM出演多数。2018年3月に9歳年下の一般男性(オンライン・プラットフォームのアプリケーション会社の代表)と電撃結婚したニュースは、日本でも多くのメディアで報じられた。2020年5月16日、第1子となる長女を出産した。
◇イ・ヒョリ プロフィール
1979年5月10日生まれ。女性アイドルグループFin.K.L.(ピンクル)のメンバーだったが、2003年からのソロ活動で大ブレイク。“韓国のブリトニー・スピアーズ”と称された。その一方で、交際男性を公表したり、子供時代のイジメ体験を告白したりとエピソードも多数。韓国では「イ・ヒョリ“シンドローム”」なる造語が誕生するほど、絶大な人気を誇る。2013年7月には実力派ミュージシャンのイ・サンスンと結婚し、済州島(チェジュド)に生活拠点を移した。バラエティ番組『ヒョリの民宿』で披露したオーガニックな暮らしぶりが話題を呼んだ。
■【写真】「こんなに大きく…」チェ・ジウ、2歳の娘と愛らしい挨拶
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