再婚発表から1週間で逮捕…性別まで偽っていた韓国“美人剣士”の元婚約者の女、天国から地獄へ

2023年11月01日 話題

自らを「財閥3世」と偽り、元フェンシング韓国代表の“美人剣士”ナム・ヒョニの15歳年下の再婚相手とされたチョン・チョンジョが、手錠をかけられたまま押送された。

【写真】ナム・ヒョニ、“性的関係”時の状況を告白「男だった」

ナム・ヒョニとのカップル写真とインタビューを通じて世間に顔を知らせてから、わずか1週間の出来事だ。性別すらも偽っていたともされている。

警察は10月31日15時52分頃、京畿道・金浦(キムポ)市に位置する親戚の家で、詐欺・詐欺未遂疑惑などの容疑をかけられたチョン・チョンジョを逮捕し、20時9分頃、松坡(ソンパ)警察署に押送した。

黒いズボンを着用し、黒いフードシャツで顔を隠したチョン・チョンジョは、手錠をかけられた状態だった。ほんの数日前まではメディアのインタビューに応じ、涙を流しながら「罪の償いを甘んじて受ける」と容疑を認めている様子を見せていたが、この日は取材陣の質問に沈黙したままだった。

チョン・チョンジョ
(写真提供=キム・ミンソク区議会議員)チョン・チョンジョ

警察は、チョン・チョンジョがナム・ヒョニ母娘と一緒に住んだソウル松坡区の住居と、京畿道・金浦(キムポ)にあるチョン・チョンジョの母親の居住地も押収捜索し、チョン・チョンジョの疑惑に関連した証拠物を確保している。

稀代の詐欺師か

チョン・チョンジョは自身を「財閥3世」と紹介し、知人との講演などを通じて知り合った受講生に接近、投資金などの名目で金を騙し取った容疑をかけられている。被害者の主張によると、詐欺で奪った金額は少なくとも10億ウォン(約1億円)以上と推定される。

警察は前日、チョン・チョンジョに対する逮捕令状や通信令状などを申請。この日、「出席要求に応じない憂慮」を理由に発給された。

一方で同日午後、チョン・チョンジョとの再婚を約束したナム・ヒョニも、法律代理人を通じて松坡警察署にチョン・チョンジョを詐欺や詐欺未遂などと関連して告訴した。チョン・チョンジョの実母に対しては、詐欺、詐欺未遂、ストーキング犯罪の疑いで告訴したと知られた。

ナム・ヒョニ
(写真提供=OSEN)ナム・ヒョニ

チョン・チョンジョは10月26日、京畿道・城南(ソンナム)市にあるナム・ヒョニの母親の家を訪れ、ドアをノックし、呼び鈴を押した疑い(ストーカー処罰法違反・侵入などの疑い)で城南中原警察署でも取り調べを受けている。

またチョン・チョンジョは、中学生であるナム・ヒョニの甥をゴルフクラブなどで殴った疑いでも立件されている。警察は、チョン・チョンジョの母親がナム・ヒョニに望まない連絡をしたという通報に対しても捜査している。

2021年5月に詐欺容疑で懲役2年3カ月の実刑を言い渡され、服役したチョン・チョンジョは、出所後間もない時期に犯罪に走ったと見られる。今後の裁判で重刑を言い渡される可能性が高い状態だ。

◇ナム・ヒョニ プロフィール

1981年9月29日生まれ。韓国・京畿道出身。身長154cm。大韓民国の元フェンシング選手。オリンピックは過去4大会に出場し、2008年北京大会で個人銀メダル、2012年ロンドン大会で団体銅メダルを獲得した。2011年に元自転車競技韓国代表のコン・ヒョソクと結婚、2013年4月に第一子となる娘が誕生したが、2022年8月に離婚を発表した。現在はソウル江南区でフェンシング教室「ナム・ヒョニ・インターナショナル・フェンシングアカデミー」を運営している。

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