G-DRAGONの薬物使用否定に懐疑的な目が向けられるワケ、過去には日本で大麻喫煙疑惑

2023年10月31日 話題 #BIGBANG

「麻薬を投薬した事実はない」と明言したG-DRAGON。果たして潔白を証明できるのだろうか。

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仁川(インチョン)警察庁は最近、麻薬類管理に関する法律違反の疑いでG-DRAGOを立件した。俳優イ・ソンギュンの薬物疑惑による波紋が収まらないなか、G-DRAGONにも同様の疑惑が浮上したことで世間に大きな衝撃を与えた。

しかし、G-DRAGONは薬物疑惑を自ら否認。法律代理人を務める法務法人K1 Chamberのキム・スヒョン弁護士は10月27日未明、「私が麻薬を投薬した事実はありません。また最近、マスコミに公開された麻薬類管理法律違反に関するニュースの内容とも無関係であることを明らかにする次第です。ただ、多くの方々が懸念していることを知っているので、捜査機関の調査には積極的に協力し、より誠実に臨みます」という、G-DRAGONの言葉を伝えた。

警察が立件した状況でも、G-DRAGONは疑惑を真っ向否定したのだ。しかし、この言葉だけでは疑惑は収まらなかった。

疑惑に驚かないファン

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そのためキム・スヒョン弁護士は30日、「すでに明らかにしたように、クォン・ジヨン(G-DRAGON)氏が麻薬を投薬した事実はない」と強調し、11月6日に警察に出頭する意向だと伝えた。

一度否定したにもかかわらず、疑惑が解消されなかったことで、自ら捜査に積極的に協力し、1日でも早く潔白を証明したいという意思を表明したわけだ。

このように何度も否定しているG-DRAGONだが、彼に注がれる視線は懐疑的な物が少なくない。実際、SNS上でもG-DRAGONの薬物疑惑が意外だったというファンの反応はあまり見られない。

というのも、G-DRAGONは2011年に大麻吸引の疑いで捜査当局の調査を受け、起訴猶予処分となったことがある。犯罪の事実はあったと判断されるが、再発防止を約束したので裁判にかけられることはなかったということだ。当時、YGエンターテインメントは「日本ツアーの時に参加したお酒の席で、若い日本人からタバコを勧められ、好意に応える意味で2、3口だけ吸いこんだ」と釈明していた。

また近年は急激な体重の変化などで注目を集めたことも。昨年5月に参加したCHANEL(シャネル)のイベントでは、やせ細った姿でフラフラと歩くG-DRAGONの姿が話題となった。これについて、彼を長い間見てきた音楽関係者たちは「見た目と言葉遣いが変わった」と指摘しているほどだ。

早ければ年内には結果が出るか

このような過去もあり、警察が名前を出して立件するとなれば相当の自信があるということだろう。同時期に薬物疑惑が発覚した俳優イ・ソンギュンはG-DRAGONよりも先に警察に出頭し、調査を受けた。その際、簡易キットによる尿検査が行われ、陰性判定が出たという。

今後は国立科学捜査研究院でイ・ソンギュンの毛髪の精密検査を実施する予定だ。尿検査は直近3~4日の状態しか確認できないが、毛髪検査は過去1年、麻薬を使用したか否かを調べることができる。

警察への出頭を明言したG-DRAGONも、イ・ソンギュンと同様の検査を受けるとみられる。

いずれにせよ、G-DRAGONが潔白か否かは科学が証明してくれるだろう。精密検査は1カ月ほどかかることから、予告通り11月6日に出頭し、検査が行われれば、早ければ年内には結果が出る見通しだ。

◇G-DRAGON プロフィール

1988年8月18日生まれ。本名クォン・ジヨン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビュー。BIGBANGのリーダーで、グループ内ではラッパーを担当している。作詞・作曲、そしてプロデュースのスキルにも定評があり、数多くの楽曲をヒットさせた。2019年10月に除隊。2022年4月に『Still Life』を発表して約4年ぶりにカムバック。2023年6月にYGエンターテインメントとの契約が終了した。

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