事実上解散のFIFTY FIFTY、騒動の“黒幕”とされる外注業者代表が本日(10月24日)警察で取り調べ

2023年10月24日 話題 #FIFTY FIFTY

FIFTY FIFTYが所属するATTRAKTの外注業社The Giversのアン・ソンイル代表が本日(10月24日)、警察に出頭し、初の取り調べを受ける。

【注目】FIFTY FIFTYメンバー、紛争の“黒幕”を明かす

ソウル・江南(カンナム)警察は本日14時、業務妨害、業務上背任、電子記録等の損壊などの疑いが持たれているアン代表や理事を対象に初の被疑者調査を行う。ATTRAKTの告訴から4カ月が経過しての取り調べだ。

ATTRAKTのチョン・ホンジュン代表は、The Giversが業務を引継ぐ過程で会社のメールアカウントや過去のプロジェクトに関する資料を削除するなど業務を妨害したとし、6月27日にアン代表含む4人を詐欺および業務上背任、業務妨害で告訴した。

FIFTY FIFTY
(写真提供=OSEN)FIFTY FIFTY

それだけでなく、ATTRAKTは9月27日には4人を相手に10億ウォン(約1億1000万円)の損害賠償請求訴訟も提起している。これを受け、警察は25日にもアン代表を業務上横領、私文書偽造および偽造私文書行使の疑いで取り調べる計画だ。

FIFTY FIFTYは今年2月にリリースした『Cupid』が、米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」で驚異的なヒットを記録し、大きな話題になった。しかし6月、突然メンバー全員が専属契約効力停止仮処分申請を提出し、所属事務所との紛争が始まった。

以降、FIFTY FIFTYは活動を中断。4人のメンバーのうち、キナは最近、法律代理人を変更して抗告取り下げ書を提出し、所属事務所との葛藤を終えて復帰した。残りの3人は今も事務所との対立姿勢を取り続けている。

そのため、ATTRAKTは23日に「自社所属ガールズグループFIFTY FIFTYメンバーのうち、キナを除いた残りの3人のセナ、シオ、アランに対して、10月19日付で専属契約の解約を通知した」と明らかにした。

◇FIFTY FIFTYとは?

キナ(2002年生まれ)、セナ(2004年生まれ)、シオ(2004年生まれ)、アラン(2004年生まれ)の4人で構成されたガールズグループ。全員が韓国出身。確率的に五分五分という意味を持つグループ名には、理想と現実、そしてそのなかに共存する存在になるという思いが込められた。2022年11月にアルバム『THE FIFTY』でデビュー。2023年2月に1stシングルアルバム『The Beginning: Cupid』をリリースし、そのタイトル曲『Cupid』が大ヒット。米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」に20週以上も連続チャートイン(最高順位17位)し、BLACKPINKが持っていた歴代K-POPガールズグループの連続チャートイン記録(8週連続)を大幅に更新した。“中小芸能事務所の奇跡”と呼ばれた。

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