俳優オ・ジョンセの所属事務所が追突事故に対して状況を明かした。
韓国の芸能事務所プレーンTPCは10月20日、「この事故で一人が命を落とした。不慮の事故で幽明境を異にした(亡くなった)方の冥福を祈ってほしい」と伝えた。
続いて「この事故で同乗者だった俳優(オ・ジョンセ)に焦点に合わせて消費されるのは、亡くなった方に対する礼儀ではないようだ。実際にその遺族の心を難しくしている」とし、「運転者が当社職員であり、業務中に起きたことなので、私たちは調査結果後に分かる過失の有無と、程度に伴う法的責任、必要に応じてそれ以上の責任に対しても忠実に臨もうと思う」と発表した。
また「運転者の身元と事故の経緯について、正確ではない内容が報道されている。耕運機が突然割り込んだなどの表現は、震源がどこなのか分からないが、ドライバーの陳述も公式に確認された内容ではない」とし、「調査が終わり次第、詳細な説明と立場をお送りする」と告知した。
なお前日の19時頃、忠清南道錦山郡釜里面(チュンチョンナムド・クムサングン・プリミョン)で、オ・ジョンセのマネージャーが運転していたワゴン車が前を走る耕運機に衝突したというニュースが伝えられた。この事故により、オ・ジョンセとマネージャーは軽傷を負った。しかし、耕運機に乗っていた60代夫婦のうち、運転していた夫は死亡。妻は重傷で近くの病院に運ばれた。
警察関係者によると、オ・ジョンセのマネージャーはスピード違反や飲酒運転をしていたわけではないという。
プレーンTPCの発表全文は以下の通り。
◇
こんにちは。プレーンTPCです。
10月18日、忠清南道錦山交通事故に対する所属事務所の立場を待っている方々に、会社の公式立場を伝える前に、ご了承を得たいと思います。
18日、会社の車両交通事故のニュースを聞き、代表を含む職員が現場に向かいました。事故車両の運転手は警察の調査を受け、同乗者のオ・ジョンセ俳優は病院で検査と治療を受けました。
私たちは運転手の話を聞いたり、事故当時の映像をチェックしたりするなど、色々と確認しました。事故の軽重をまだ把握していない状態で、迅速かつ正しい措置を取ろうとした気持ちが顔負けすることに、この事故で一人が幽明境を異にしました。その後は被害者の方が、他のどのようなことよりも重要に思われました。
この事故のニュースが同乗者だった俳優に焦点が当てられて消費されるのは、亡くなった方に対する礼儀ではないようで、実際にその家族の心をさらに難しくしているそうです。
私たちも、今回のことが同乗者だった所属俳優を中心に話す事案ではないと判断します。 ただし、運転手が当社の職員であり、業務中に起きたことなので、私たちは調査結果後に分かる過失の有無と、程度による法的責任、必要に応じてそれ以上の責任に対しても忠実に取り組もうと思います。会社の公式立場は調査が終わり次第、お伝えできると思います。
今現在は、それよりも被害者の方と遺族を慰めることに心と時間を費やす段階であり、私たちは実際にそうしています。その過程で俳優も一緒にしています。
現在、ドライバーの身元や事故の経緯について、正確でない内容が報道されています。一例として、耕運機が突然割り込んだなどの表現は、その震源がどこなのかわかりませんが、ドライバーの供述も公式に確認された内容でもありません。私たちが会った遺族は現在、そのような表現とコメントに傷ついているそうです。くれぐれも調査が終わるまで、私どもが言葉を慎むことに対して寛大にご了承ください。まずは不慮の事故で幽明境を異にした方の、ご冥福をお祈りします。
調査が終わり次第、詳細な説明と立場をお送りします。
ありがとうございます。
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