オーディション番組『少年ファンタジー』で1位になるもデビューできなかったユ・ジュンウォン側が、再び立場を明らかにした。
10月17日、ユ・ジュンウォンの両親は公式立場文を通じて「8月23日以降、ジュンウォンと周辺はいずれも耐え難い時間だった。今日から法廷で裁判が始まるが、多くの誤解と嘘が正されることを願いながら、ユ・ジュンウォン側の立場をお知らせする」と切り出した。
先立ってユ・ジュンウォンは『少年ファンタジー』に出演し、見事1位に選ばれた。そのためボーイズグループ「FANTASY BOYS」のメンバーとしてデビューの準備を進めてきたが、正式デビュー前にチームから“無断離脱”し、収益配分率などの問題でグループに合流しなかったとされている。
『少年ファンタジー』側は8月、ユ・ジュンウォンが最終1位に輝いたという名目を利用して、収益分配率の上方修正を要求し、チームを無断離脱してデビューが白紙に終わったと説明した。
公式立場文でユ・ジュンウォンの両親側は、「私たちは“ジュンウォンが1位に選ばれた”という理由を挙げて収益をさらに要求したことがない」とし、「契約が締結されなかった理由は、収益分配率のせいではない。最終的に(マネジメントを担当した)POCKETDOLスタジオとユ・ジュンウォン側は他メンバーと同様に5対5の収益分配率に合意したが、専属契約および付属合意締結の過程でPOCKETDOLスタジオ側の誠意のない進行、理解し難い説明、一貫性のない立場により信頼関係が崩れた」と主張した。
ユ・ジュンウォンの“無断離脱”も事実ではないとし、「チームを出ても良いと先に話したのは会社側だった。契約進行が難しくなった事情を両側とも認識した後、日付を協議して宿舎から出たので、ジュンウォンがチームを“無断離脱”したという主張は事実とは違う」と付け加えた。
そして彼らは、ユ・ジュンウォンが契約書への捺印を促すPOCKETDOLスタジオ側の態度に負担と心理的な圧迫を感じたと主張した。
彼らは「POCKETDOLスタジオ側は不当な固定費用の負担を強要し、固定費用の精算の代わりに実費精算を要求する私たち側に契約書の捺印を圧迫して会社側の要求を受け入れることができなければチームを出ていっても良いと数回話した」とし、「不当な契約条件(固定費用)に対して代案(実費精算)を積極的に提示するなど誠実に交渉に臨んだが、むしろより不当な条件を持ってくる会社側の態度によって信頼を完全に失い、最終的に契約を放棄せざるを得なかった」と話した。
なお『少年ファンタジー』のデビューグループFANTASY BOYSは去る9月、ユ・ジュンウォンを除いたキム・ギュレ、ホン・ソンミン、オ・ヒョンテ、イ・ハンビン、リンチ、カン・ミンソ、ヒカリ、ソウル、キム・ウソク、ヒカル、ケイダンの11人組でデビューした。
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