デビュー17年目…Wonder Girls出身の歌手ソンミ、新曲でカムバ「新しさへの脅迫観念は消えた」【PHOTO】

2023年10月17日 K-POP #写真

第2世代ガールズグループWonder Girlsに続き、ソロ歌手としても“ソンミポップ”という新ジャンルを構築した歌手ソンミが久しぶりに帰ってきた。

【写真】ソンミ、背中丸出しの“憧れボディ”

“コンセプト職人”という修飾語らしく、これまで見たことのないソンミの音楽が披露された。

10月17日、ソウルのBLUE SQUAREマスターカードホールでは、ソンミの新しいデジタルシングル『STRANGER』発売記念メディアショーケースが開かれた。ソンミは「デビュー17年目だが、いつも何かを初めて披露する場は怖くてワクワクする。まだその緊張感を緩められずにいる」とカムバックの感想を述べた。

ソンミのカムバックは2022年6月のデジタルシングル『Heart Burn』以来、約1年4カ月ぶり。ソンミは2019年に行われた初のワールドツアー「WARNING」に続き、昨年2回目のワールドツアー「2022 SUNMI TOUR GOOD GIRL GONE MAD」を開催し、グローバルファンと会った。

ソンミ
(写真提供=OSEN)10月17日、『STRANGER』発売記念メディアショーケースに参加したソンミ

ソンミは「『Heart Burn』発売後、2回目のワールドツアーを進行したが、1回目とは感じが違った。何かもっと自信があった。楽しい経験だった」とし、「やはりステージに立ってこそ幸せだということをもう一度感じた。長くかかったが、また気にして聞いてほしい」と話した。

全曲の作詞・作曲とプロデュースに参加

ソンミは新しいデジタルシングル『STRANGER』を通じて、見知らぬ存在と愛という感情に惹かれる魅惑的なストーリーを定型化された枠組みから外れたソンミだけの独創的な音楽とコンセプトで果敢に繰り広げる。

今回のアルバムに対して「“ソンミらしい”という言葉がよく似合うようだ」とし、「真剣さのなかから出てくるコミカルさが“ソンミらしさ”だ。突拍子もなく4次元のようだ。それが私だ」とし、「ミュージックビデオで今回も手の施しようのないキャラクターを演じた。また別のソンミの魅力を見つけられたらと思う」と説明した。

ソンミ
(写真提供=OSEN)ソンミ

今回のアルバムには、タイトル曲『STRANGER』をはじめ、『Calm myself』『Call my name』の計3曲が収録された。ソンミは2021年に発売した『TAIL』以来、2年ぶりに今回のシングル全曲の作詞・作曲とプロデュースに参加した。

ソンミは「『TAIL』以降、自作曲は久しぶりだ。他のプロデューサーがご覧になっているソンミをステージで演技してきたとすれば、ソンミが他のソンミを想像して披露することになった」とし、「曲を書く理由のひとつがファンだ。私が面倒を見てあげたい」とファンに対する愛情を表わした。

タイトル曲『STRANGER』は、3種類の異なるムードの変化が目立つ曲。互いにかけ離れているような分節的な構成と高まるサウンドは、不慣れで断絶した空間で感情と本能が絶頂に達する瞬間を表現した。

奇怪さを表現したいというソンミは「自分が見る見慣れない自分を表現する一種のナルシシズムを盛り込んだ」とし、「イントロ、バース、サビと速度が違う。部分ごとに異なる感じがするが、それに合う振り付けを構成することに精魂を込めた。途切れながら続く動作が特徴だ」と説明した。

デビュー17年目、「新しさはいらない」

ソンミ
(写真提供=OSEN)ソンミ

2007年にWonder Girlsのメンバーとしてデビューしたソンミは、ソロ歌手となって以降、『24 Hours』『Full Moon』『Gashina』『Heroine』『Siren』『TAIL』など、発表する曲ごとに個性的なコンセプトと中毒性の高いメロディーでシンドロームを起こした。

曲作業でも優れた実力を披露してきたソンミが、今回のアルバムではどんな“ソンミポップ”を見せることになるのか注目される。

いつの間にかデビュー17年目、ソロ歌手として10年目となったソンミは、新しさを見せなければならないという強迫観念から抜け出したという。彼女は「ソロとして10年間、自分がやってきた音楽を見れば、その音楽のなかで変化を与えようとする苦衷はある。あまりにも強迫観念のなかで公演をすれば、その強迫観念が大衆にそのまま伝えられそうだった。“そうしていたらバーンアウトする”、“歌が似ている”という話を聞くしかない。ソロで10年も経ったので仕方がないと思う」と率直に打ち明け、「大衆が見たいソンミの姿からあまり抜け出さないようにしている」と慎重に話した。

「今は“どんな新しい姿を見せようか”という考えが浮かばない、“ソンミはこういうキャラクターだよ、みんな知ってるよね?”と強調したかった。“新しい”よりは“あ、そうだソンミはこうだ”と知らせたい」と願いを語ったソンミは、「ヒット曲を超えていきたいとも思っていない。一曲一曲の成績が良くても悪くても、すべて自分のディスコグラフィーなので展示という感じがより強い」と付け加えた。

ソンミ
(写真提供=OSEN)ソンミ

長らく愛される理由については、「自分のしたい話をしているので、音楽を聞いて舞台を見てくださるようだ。いつも“話をする歌手”にならなければならないと思う」とし、「『24 Hours』でソロデビューし、今の会社に入って『Gashina』を披露し、2019年に『Siren』で自作曲を作り始めた。動揺せずに自分の道を行く姿を気に入ってもらえているようだ」と話した。

いつの間にかABYSSカンパニーとの再契約を控えるソンミは、「女性歌手が長く生き残るのが大変だが、運良くこのようにできているのは、どうしてもプロデューシングをしながら自分の話をし始めたからではないか。その時からさらに寿命が延びたようだ。もっと自分にできる可能性が開かれたと思う。私を信じて任せてくれた会社に感謝する」とし、「再契約はもっと考えてみなければならないようだ」と冗談を言って笑った。

◇ソンミ プロフィール

1992年5月2日生まれ、本名イ・ソンミ。中学3年生だった2007年2月にガールズグループWonder Girlsのメンバーとしてデビュー。Wonder Girls は一世を風靡するが、ソンミは2010年1月に学業を理由に活動中断を発表。その後、2013年8月に『24 Hours』でソロデビューした。以降もソロ曲を発表し、2015年6月には5年半ぶりにグループにも復帰。2017年のグループ解散後は、ABYSSカンパニーに移籍し、ソロアーティストとして活躍している。“脚線美”と聞いて思い浮かべるアイドルの代表格との声も。

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