数々の私生活問題で物議をかもした韓国人歌手ファン・ヨンウンが復帰を宣言したなか、個人事務所の設立が明らかになった。
韓国メディア『OSEN』は28日、「ファン・ヨンウンは自身を社内取締役に株式会社ゴールデンボイスを設立した」と報じた。
株式会社ゴールデンボイスは去る6月に設立され、代表取締役はファン・ヨンウンの母が、監査役をファン・ヨンウンの父が務めている。芸術関連のサービス業、映画・ビデオ・テレビ番組の制作及び配給業、マネージャー行、エンターテインメント業、公演芸術・コンサート及びイベント代行業、イメージ・肖像権などのライセンス業を前面に掲げているという。
これに先立って、ファン・ヨンウンは韓国のオーディション番組『燃えるトロットマン』(原題、MBN)の放送当時優勝候補に挙げられたが、過去のいじめ、交際相手への暴力、傷害罪などが明るみになり番組からの降板を余儀なくされた。
ファン・ヨンウンから暴行を受けたと主張するAさんは、ファン・ヨンウンから拳で殴るだけでなく顔面を足で蹴るなどの暴行を受けたと主張している。
これに対してファン・ヨンウンは「暴行は双方によるもの」として告訴を進め、知人らの証言によって不送致が決定し、治療費及び示談金300万ウォン(約30万円)を支払うこととなった。
ファン・ヨンウンは騒動後に「どうか過去を反省し、より良い人間となって生きていく機会を私にください。再び得た歌手としての人生を通じて、社会の良い構成員となって貢献できる人間になることを、どうか許してください」と謝罪した。
今回ファン・ヨンウンは、自粛期間を経て「秋夕(チュソク)連休を迎えて、私も皆さんに慎重にプレゼントをひとつ差し上げようと思う。秋の真ん中にミニアルバムをリリースする予定だ。苦労して準備したアルバムのニュースを皆さんに一番に知らせたかった」と復帰を宣言した。
一方で、ファン・ヨンウンが騒動後SNSアカウントに掲載した謝罪文は削除されており、今後の動向にも議論が続くことが予想される。
(記事提供=OSEN)
■【写真】日本AV女優との“ド派手パーティー”で物議…韓国アイドルがオーディション番組降板
前へ
次へ