ジャニーズ事務所の創業者による性加害問題がイシューとなっているなかで飛び出した、嵐・松本潤の“結婚説”に韓国メディアも反応を示している。
複数の韓国メディアが「嵐・松本潤に「結婚発表予定」報道も…ジャニーズ問題の余波か」（『朝鮮日報』）、「ジャニーズの“性搾取騒動”がきっかけか…嵐・松本潤、20年の熱愛説の末に結婚？」（『ソウル経済』）、「18年の熱愛が結実？日本『花より男子』カップル、松本潤の結婚説拡散」（『マネートゥデイ』）、「日本『花より男子』松本潤、井上真央、18年の熱愛終わり？結婚切迫説」（『ヘラルドPOP』）などと見出しを打って報じている。
韓国メディア『OSEN』も、来年初旬に松本潤と井上真央が結婚予定とした『日刊ゲンダイ』の報道を引用しつつ、関連ニュースを報じた。
『OSEN』は「2人の関係は2005年のドラマ『花より男子』で共演してから始まった。その後、現地では2人が恋人関係に発展し、結婚を控えているという“熱愛説”の記事だけが何度も繰り返された」とし、「これまで2人のパパラッチ写真など、具体的な証拠の状況はなかった。2021年12月に松本がテレビ番組に出演し、公式に結婚の意思を否定している」と紹介した。
しかし「松本潤の所属事務所であるジャニーズが最近、危機を経験しており、所属アーティストの結婚に圧力を加える勢力がなくなり、これに伴い松本潤が先送りしてきた結婚を決心する適期と判断したという推測が続いている」と付け加えた。
これと同じように、韓国ではジャニーズ事務所の危機で松本潤の結婚が実現する可能性が高まったとする論調が多い。
前出の『マネートゥデイ』は、「所属事務所の影響で結婚しなかった松本潤の突然の結婚説は、最近浮き彫りになったジャニーズ事務所の創業者による練習生性搾取の議論のため」と報じている。
また『ヘラルドPOP』も「所属芸能人の結婚を反対していた所属事務所（ジャニーズ）の勢力が消えたことで、2人が結婚を決心したのではないか」と伝えた。『スターニュース』も「ジャニーズ事務所はもともと所属芸能人の結婚を反対することで有名だが、ジャニーズ後任社長だった藤島ジュリー景子が辞任しながら、松本潤の結婚反対に影響力を与える勢力がないという話も出ている」としている。
いずれにしてもジャニーズ問題は韓国でも大きな注目を集めている。
■「亡くなった後に暴露する日本の国民性」ジャニーズ問題、韓国はどう報じたのか
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