イ・スンギが初のアメリカツアーで“ファンサービス”議論に包まれたなか、「悪意的な傷に遺憾」と公式立場を明らかにした。
イ・スンギの所属事務所ヒューマンメイド側は9月4日、「当社のアーティスト、イ・スンギさんのアメリカ公演に関する立場」とし、公式立場を発表した。
ヒューマンメイド側は「まずファンサービス議論について申し上げる。ヒューマンメイドとイ・スンギさんは該当食堂でどんな形であれ、ファンミーティングが行われることに同意したことはない」と強調した。
続けて「食堂のスポンサーという関係は、現地公演企画会社が進行したものだ。また、その間での契約内容を全く知らず、特に金銭的な部分でアーティストや当社が関連したことは絶対ないことを申し上げる」と説明。
併せて「該当日、食堂にいらっしゃった関係者および知人数人をアメリカに住む『韓国人全体を代表する僑民』と包装し、悪意的にアーティストを傷つけようとすることに遺憾を表わす」と伝えた。
最後に「イ・スンギさんは公演に来てくださるファンの方々、いつもイ・スンギさんを見守って応援してくださるファンの方々にいつも心から感謝している。今後も当社とイ・スンギさんは、ファンとの間にいかなる誤解も発生しないよう最善を尽くす」と付け加えた。
先立ってイ・スンギは5月からアジアツアー「少年、道を歩く-チャップター2」を成功裏に終えた後、アメリカへ。先月26日にロサンゼルスで初のアメリカツアーのスタートを切ったイ・スンギは30日、アトランタ公演を無事に終えたが、一部でイ・スンギのファンサービス問題が浮上した。
公演に先立ち、イ・スンギが公演のスポンサーとして乗り出た僑民が運営する食堂を訪問するというスケジュールがあったが、取り消したということだ。現地紙のアトランタ韓国日報は9月1日、イ・スンギの公演のニュースとともにこのような内容を報じた。
これに対してイ・スンギの所属事務所ヒューマンメイド側は9月3日、本サイト提携メディア『OSEN』に「僑民が運営する食堂への訪問が口頭で協議されたのは事実だが、協力するという内容で申し上げたこと」と立場を明らかにした。
続いて「ロサンゼルス公演後、アトランタに移動する際、ハリケーンで到着が遅れた。夜10時を過ぎて到着し、アーティストのコンディションの問題で現場に訪問できなかった」として「公演のためにコンディションの調節が必要だった。僑民食堂を訪問するのも良いが、観客が先と考え、関係者の方々に了解を求めた」と説明している。
食堂訪問は契約条項ではなく、また、飛行機での移動中にハリケーンで到着時間が遅れ、予定が崩れてしまったのだ。イ・スンギは公演にさらに集中するため、コンディションの調節を選んだ。また、所属事務所は、9月2日のニューヨーク公演が取り消しになったことと関連しては「現地会場の事情のため」と伝えた。
◇
こんにちは。ヒューマンメイドです。
当社のアーティスト、イ・スンギさんのアメリカ公演に関する立場です。
まず、ファンサービス議論についてお話します。ヒューマンメイドとイ・スンギさんは、その食堂でどんな形であれファンミーティングが行われることに同意したことはありません。食堂のスポンサーという関係は、地元の公演企画会社が行ったものです。また、その間での契約内容は全く分かっておらず、特に金銭的な部分でアーティストや当社が関わることは絶対にないことを申し上げます。
該当日、食堂にいらっしゃった関係者および知人の何人かをアメリカに住む「韓国人全体を代表する僑民」と包装し、悪意的にアーティストを傷つけようとしていることに遺憾を表します。
イ・スンギさんは公演に来てくださったファンの方々、いつもイ・スンギさんを見守って応援してくださるファンの方々にいつも心から感謝しています。これからも当社とイ・スンギさんはファンとの間にいかなる誤解も発生しないよう最善を尽くします。ありがとうございます。
◇イ・スンギ プロフィール
1987年1月13日生まれ。2004年にソロアルバム『The Dream Of A Moth』でソロ歌手としてデビューした。歌手のみならず、バラエティや俳優業でも頭角を現し、マルチタレントとして活躍。オーディション番組『PRODUCE 48』ではメイン司会役を務めた。主な出演作にドラマ『華麗なる遺産』『キング～Two Hearts』『花遊記』『Vagabond／バガボンド』などがある。
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