ボーイズグループOMEGA X(オメガエックス)が前所属事務所の女代表をセクハラ容疑で告訴する。
また、テンパリング(契約期間満了前に他事務所と事前接触すること)疑惑を提起したユーチューバーに対しても法的に対応する方針だ。
8月29日、OMEGA Xの法律代理人であるノ・ジョンオン弁護士は、SPIREエンターテインメントの女代表をセクハラ容疑で告訴する。また今週中に記者会見を開き、メンバーの被害内容を公開する可能性も明らかにした。
ノ弁護士は「記者会見を通じて内容を公開するかどうかも検討中」と付け加えた。
また、OMEGA Xのテンパリング疑惑を提起したユーチューバーに対しても映像削除要請と業務妨害、虚偽事実流布に対する告訴を検討中だ。OMEGA Xのメンバー、イェチャンの父親がユーチューバーのイン・ジウンを虚偽事実流布疑惑で瑞草(ソチョ)警察署サイバー捜査隊に告訴したこともわかった。
OMEGA Xは2022年11月に記者会見を開き、SPIREエンターテインメントの女代表から暴行やセクハラなど不当な待遇を受けてきたと暴露した。メンバーは「代表は練習が終わった僕たちを呼んで酒を飲ませ、セクハラ発言、太ももや手を触り、顔を合わせるなど、常習的にセクハラをした」と明らかにした。その後、所属事務所を相手に専属契約効力停止仮処分訴訟を提起し、今年1月に勝訴した。
去る5月には相互合意のもとで専属契約が解約された。
なお2021年6月30日に1stミニアルバム『VAMOS』でデビューしたOMEGA Xは、『MIX NINE』(JTBC)、『PRODUCE 101シーズン2』(Mnet)、『The Unit』(KBS)といったオーディション番組出身のメンバーと、既存のボーイズグループのメンバーが合流して結成された。
2022年1月に開かれた「第31回ソウル歌謡大賞」で新人賞を受賞するなど活躍が期待されていたが、同年10月にメンバーに対するSPIREエンターテインメントの女代表の暴言や暴行が提起され、大きな議論となった。
■“女代表”からセクハラ・パワハラを受けていたOMEGA X、晴れて自由の身に【全文】
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