Red Velvet・ウェンディがミュージカル『REBECCA』の初公演を成功裏に終えた。
ウェンディが出演するミュージカル『REBECCA』は、イギリスを代表する作家ダフニ・デュ・モーリエの小説『レベッカ』(1938年)と、スリラーの巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『レベッカ』(1940年)をモチーフにした作品で、2013年の韓国初演から10周年記念公演ということで話題を集めている。
この作品でウェンディが演じた「わたし」役は、旅行中に偶然マキシム・ド・ウィンターと出会い恋に落ち、マンダレイ邸の新しい女主人になるが、マキシムの前妻・レベッカの圧倒的な存在感のせいで消極的な姿を見せる純粋で繊細な人物だ。
ウェンディは特有の清らかながらも安定した歌声で、劇中「わたし」が体験する複雑な状況を完全に伝え、ミュージカル初挑戦にも関わらず、輝かしい活躍で観客の視線をとらえた。
ウェンディは「いつも心の中にミュージカルに対する夢があったが、とても良い作品とキャラクターでその夢を叶えることができて嬉しい」と初ミュージカルへの挑戦に対する感想を伝え、「スタッフの方々と俳優の方々、そして熱く歓呼してくださった観客の方々のおかげで初公演を無事に終えることができた。毎公演最善を尽くすので、多くの応援をお願いする」と、さらに期待させた。
何よりもウェンディは多彩な音楽活動はもちろん、ラジオのDJやバラエティ、そして今回のミュージカルまで全方位で活躍しているだけに、今後続く歩みにも関心が高まる。
なおウェンディが出演中のミュージカル『REBECCA』は11月19日まで、ソウル・BLUESQUARE 新韓カードホールで観覧できる。
◇ウェンディ プロフィール
1994年2月21日生まれ。本名ソン・スンワン。SMエンターテインメント所属。2014年にRed Velvetのメンバーとしてデビューした。幼少期から優れた歌唱力に定評があり、グループ内ではメインボーカルを担当している。グループ活動以前には、事務所の練習生から成るプレデビューチーム「SMルーキーズ」の一員として東方神起チャンミンの主演ドラマ『Mimi』(Mnet)の挿入歌を担当したことがある。
■「アルバム買わないで」ウェンディの“異例なお願い”が称賛されるワケ
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