「遺体はゴミの多い寺院で…」“謎の死”を遂げた韓国の元人気MCの娘、ついに父の葬儀を振り返った

2023年08月23日 話題

医療事故の疑いもあるなかで亡くなったソ・セウォンさんの娘で、弁護士兼タレントのソ・ドンジュが父親の葬儀を振り返った。

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8月22日に放送されたMBC every1の『私は今怒っている』(原題)に出演したソ・ドンジュは、ソ・セウォンさんの葬儀場で離婚した母親でタレントのソ・ジョンヒが追い返されたというフェイクニュースについて言及した。

去る4月にカンボジアでソ・セウォンさんが死亡して以降、様々なフェイクニュースが飛び交った。はっきりしない死因の影響もあった。

(写真提供=OSEN)ソ・セウォンさん

「人生がこんなに虚しくてもいいのか」

これに対してソ・ドンジュは、「母は病気のため病院を行ったり来たりしており、私が代表で問題を解決した。(葬儀場に)行っていないのだから追い返されることもない。自分の家族なら、そんなことを言うだろうか。人々が1%の事実を持って99%の嘘を信じると怒りがわいたが、それをぶつける対象がなかった。それが残念だった」と話した。

ソ・ドンジュは父ソ・セウォンさんの死亡と関連し、「最初に消息を聞いたとき、私は散歩中だった。散歩中に知り合いの記者から連絡が来た。“ドンジュさん、大丈夫ですか?”というメッセージが来て、“何だろう?何があったの?”と思っているうちに、母親から電話がかかってきた。(母親が)“本当だと思う。カンボジア現地に連絡してみたら”と。それでチケットを買って翌日、カンボジアに行った」と明らかにした。

(画像=MBC every1)ソ・ドンジュ

続けて「父親と連絡を取っていなかったので、顔を見るのも9~10年ぶりの状況だった。長い間会えずに過ごしてきた父親の最後を見守ってあげなければならないという気持ちひとつで行ったが、初めて会ったのが、父親が亡くなった後の顔だった」と話した。

彼女は「状況が非常に劣悪だった。寺院に遺体が安置されたというが、蒸し暑い天気でゴミも多く、韓国とは非常に違った。遺体が1体ずつ入る冷凍室でもなく、暑いため腐敗が少し進んだ状態だった」と現地の状況を伝えた。

ソ・ドンジュは「それを見て“人生がこんなに虚しくてもいいのか”と思った。それを見ると心が裂けるようで、あまりにも突然去った。そうなると知っていたら、電話をして話し合いたかった。話でも少し交わしてみたら良かったのではないかという気がした。それが一番、心が痛んだ」と打ち明けた。

父親の葬儀から間もなく、飼っていたペット犬を見送ることにもなった。ソ・ドンジュは「子犬をきれいに消毒し、死装束を着せて化粧して送ったが、そこでもう一度崩れた。カンボジアでの父親の葬儀場を思い出した。子犬もこんなにきれいに見送られているのに、それができなかったことが苦しかった。しかし私が決められる部分ではなかった。とても大変だった。もどかしくても言葉も言えず、思い通りにはいかなかった」と話した。

(写真提供=OSEN)ソ・ドンジュ

最後にソ・ドンジュは、「今天国にいらっしゃるはずだが、今からでもゆっくり休んでほしい。これ以上、父を憎む人はいないと伝えたい。少なくとも私はそうだ」と打ち明けた。

なお、1956年生まれのソ・セウォンさんは、1979年にTBCラジオでデビュー。MBCの『青春行進曲』『日曜日の夜に』、KBSの『ソ・セウォンショー』(すべて原題)などを進行し、当代最高の人気を博した。1995年にはKBSコメディ大賞を受賞し、1997年には文化体育部長官賞の表彰も受けた。

しかし人気絶頂の頃、放送局PDなどに広報費名目の裏金を渡し、脱税した容疑で拘束起訴され、2006年に懲役刑の執行猶予が確定。活動を中断した。2015年には妻でタレントのソ・ジョンヒと離婚し、2016年にヘグム演奏者と再婚。その後、カンボジアに移住していた。

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