少女時代のユナが女優として世界的経済誌のインタビューを受けた。
米経済誌『フォーブス』は7月30日(現地時間)、ドラマ『キング・ザ・ランド』で主演を務めるユナのインタビューを公開した。本作は、“笑いを軽蔑する男”ク・ウォン(演者2PMジュノ)と、笑わなければならない“スマイルクイーン”チョン・サラン(演者ユナ)が、ホテリエたちの夢であるVVIPラウンジ「キング・ザ・ランド」で本当に明るく笑える日を作っていくという物語だ。
ユナは前作の『ビッグマウス』(MBC)では、殺人容疑をかけられた夫を献身的に助ける妻として重みのある演技を披露していた。そのため「前作がノワールだったので、もう少し軽く、もっと明るい作品に出たいと思った」と伝えている。
そして、「特に、私はサランの明るくて賢い面だけでなく、自分の仕事に関しても立派で責任感のある面に魅了された。サランをよく表現すれば、多くの方々が喜んでくれると思った」と『キング・ザ・ランド』を選んだ理由を説明した。
続いて、どのようなクレームにも明るく笑わなければならなかったチョン・サランという役を通じて、「どんな状況でも、努力で笑顔を管理するサランの姿と、お互いを理解して慰める友人たちが前に進む姿を見ることができるだろう」とし、「本作では、“笑顔”と“幸せ”が本当に何を意味するのかを探す姿が見られた。そのような部分で視聴者に共感と癒しを与えられたらいい」と話している。
2PMと少女時代のメンバーとして、古くからの知り合いでもあるジュノとの共演に関しても言及。2人は2021、2022年に『歌謡大祭典』(MBC)のMCとして共演したこともある。また、2人ともK-POPアーティスト出身で、役者進出に進出したという共通点も持つ。
「俳優として同じドラマに出るのは初めてだが、とても嬉しかった」とし、「ク・ウォンは作品全体を通じて最も多く変化するキャラクターで、自身の多様性を表現できる幅広い演技ができるのはジュノしかいないと思う。想像した通りプロフェッショナルに演じてくれて、楽しくリラックスして演技をすることができた。ラブコメで重要なのは2人の主人公の相性だと思うが、そのような面でお互いの意見が合致したことが役に立った。(ジュノとの)共演シーンを準備する上で、コミュニケーションと演技が楽だった」と述べた。
続いて「『キング・ザ・ランド』は、葛藤や危機を解決するダイナミックなドラマではないかもしれない。しかし、可愛らしいエピソードを多彩に描き出しているだけに、そのような部分も視聴者の方々が面白く見てほしい」とし、「毎回深まるウォンとサランのロマンスや掛け合いなどでの面白さを探すのもよさそうだ」と注目ポイントを明かした。
なお、2007年に少女時代の一員として芸能界デビューしたユナは、『君は僕の運命』(2008)をはじめとした様々なドラマに出演し、第23回KBS演技大賞、第45回百想芸術大賞では新人主演女優賞を受賞した。その後も『ラブレイン』(2012)、『総理と私』(2013~2014)、『THE K2~キミだけを守りたい~』(2016)、『王は愛する』(2017)、『ハッシュ~沈黙注意報~』(2020~2021)といったドラマや、映画『コンフィデンシャル/共助』(2017)、『EXIT イグジット』(2019)、『共助2:インターナショナル』(2022、原題)などに出演し、女優としての地位を確立してきた。それだけでなく、昨年は少女時代の7thフルアアルバム『FOREVER 1』をリリースし、少女時代のメンバーとしても定期的に活動している。
このようなキャリアについては「私はどんな種類の経験でも、私にとって良い基盤となる」とし、「私はすべてのことには理由があると信じているし、与えられた状況を最大限活用しようと努力する傾向がある。そのため、作品を終える度に一つずつ達成感を築いていけているようだ。過程も重要だが、その分結果も良ければ達成感として受け入れられると思う。また、ファンの方々が一緒に喜んでくださる時、大きな達成感を感じる」と価値観を伝えた。
(記事提供=OSEN)
◇ユナ プロフィール
1990年5月30日生まれ。本名はイム・ユナ。2007年に少女時代のメンバーとしてデビューした。グループでは「少女時代の顔」としてセンターを担当。絶対的な存在感を見せ、韓国だけでなくアジア諸国、日本、欧米からの人気も高い。女優業も活発で、2019年に公開された主演映画『EXIT』は累計観客動員数900万人を突破する反響を得た。
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