韓国芸能事務所の代表が検察に送致された。
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6月23日、SBSによると、京畿南部庁広域捜査団・強力犯罪捜査隊がHOOKエンターテインメントのクォン・ジニョン代表らを去る6月19日、麻薬類管理法違反の容疑で検察に送致した。
クォン・ジニョン代表だけでなく、HOOKエンターテインメントの元・現職員2人、役員1人も同じ容疑で検察に送致されたという。
警察によると、クォン・ジニョン代表は睡眠障害がないにもかかわらず、昨年1月にソウルの病院に職員を訪問させ、嘘の症状を伝えて睡眠剤14錠を持ってこさせるなど、処方の必要な睡眠剤を不法に入手した。
先立って昨年12月、クォン・ジニョン代表は向精神薬の代理処方で医療法違反の疑惑をかけられた。
HOOKエンターテインメントは当時、公式立場を発表し、「適法な手続きに従って代理処方を受けた」と疑惑を否定した。
また、その疑惑を報じたメディアについて「深刻な名誉毀損」と指摘。「クォン代表の名誉を失墜させようと意図的に事実関係をごまかしたと当社は判断している。そのメディアと記者に対する法的措置を厳重に取る」と法的対応を示唆したりしていた。
クォン・ジニョン代表は警察の調査過程で、一部の容疑を認めたと伝えられている。
なおHOOKエンターテインメントは昨年11月頃から、18年間所属していた歌手兼俳優のイ・スンギから専属契約解除を通知され、クォン・ジニョン代表の横領疑惑が浮上するなど、議論が尽きない状況だった。
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