麻薬投薬の疑いが持たれている歌手兼作曲家のドン・スパイクが、控訴審で懲役2年を言い渡された。
6月15日午前、ソウル高裁では、特定犯罪加重処罰に関する法律違反などの疑いで起訴されたドン・スパイクの控訴審が行われた。
同日、裁判所はドン・スパイクに懲役2年の実刑を宣告し、80時間の薬物中毒リハビリプログラム履修と3985万ウォン(約400万円)の追徴金を命じた。
裁判所は「(薬物を)数回投薬し、斡旋を助けた同犯との公平性も考慮しなければならない」とし、「検事の量刑不当主張は合理的」と説明した。また、ドン・スパイクが逃走する恐れがあると判断し、拘束令状を発行する予定だ。
ドン・スパイクは2021年末から2022年9月まで計9回にわたって4500万ウォン(約450万円)相当のヒロポンを買い入れ、ソウル江南(カンナム)一帯のホテルやパーティールームで14回にわたって投薬した疑惑が持たれている。
彼は2010年に大麻喫煙疑惑で500万ウォン(約50万円)の罰金を言い渡され、同年10月には別件の麻薬疑惑で懲役1年、執行猶予2年を宣告されたこともあることから、再びの犯行が知られると世間に衝撃を与えた。
去る1月の一審では懲役3年、執行猶予5年が宣告されたが、検察はこれを不当とし、5月の公判で懲役5年を求刑していた。
(記事提供=OSEN)
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