真っ向からの反論だ。
【全文】「奴隷扱いだった」EXOメンバー3人が契約解除を通知
そそのかした“第3者”と目された歌手MCモンと、契約解除を通知したグループEXO（エクソ）のベクヒョン、シウミン、チェンが前日にSMエンターテインメントが提起した“二重契約の試み”という主張に反論した。
MCモンの法律代理人である法律事務所コウのコ・ユンギ弁護士は6月2日、「MCモンは音楽界の先輩・後輩としてベクヒョンと個人的な親交があり、会社の問題で苦しんでいる後輩を慰めただけだ」と伝えた。
続けて「親交を利用して、そのアーティストを迎え入れようとするいかなる行動もしたことがない。SMエンターテインメントとEXOメンバーの間で紛争を引き起こすような人為的介入もしなかった」と明らかにした。
MCモンが芸能事務所ビッグプラネットメイドエンターテインメントと関係が深いという一部メディアの主張に対しても、「MCモンはビッグプラネットメイドエンタの社内理事ではないだけに、関連のデマは明らかに事実とは距離が遠い」と主張した。
MCモン側は、「SMは第3者という不分明な言及でMCモン側がこれ以上の被害と誤解を受けないよう、これ以上第3者という不分明な言及を自制してほしい」と要請し、「立場を明確にしただけに、この後に発生する虚偽事実の流布に関しては法律代理人を通じて迅速な法的対応をする予定だ」と伝えた。
ベクヒョン、シウミン、チェンの法律代理人である法務法人リンも、6月2日に再び公式立場を発表し、「SMの外部勢力介入という主張は、アーティストたちの正当な権利行使という本質を回避し、世論をごまかすための虚偽事実に過ぎない」と主張した。
また、「SMはアーティストたちが二重契約を締結したり試みたりしたと主張するが、3人はSMと締結された既存の専属契約以外にいかなる他の専属契約も締結したり試みたりしたことがない」と強調した。
彼らは「専属契約書上、精算資料は“提供”するものであるため、SM側が主張するように“閲覧”で義務履行を果たしたとは見られない」とし、「アーティストと法律代理人が一貫して精算資料の提供を要請したが、SMがついに拒否し、専属契約解除通知に至ったのが事件の核心であり実体」と指摘した。
特に、SMエンタが契約期間を5年とし、その期間内に最小数量のアルバムを発表できない場合、これを履行する時点まで契約期間を自動延長するという条項を問題視した。
ベクヒョン、シウミン、チェン側は、「既存の専属契約が1年余り残った時点で、期間上限なしに契約期間が自動延長する条項は、明確に“奴隷契約”だ」と批判した。それと共に「SMはアーティストたちに後続の専属契約に対する契約金も支給したことがない」と付け加えた。
一方で3人は、「SMと専属契約を解除しても他のEXOメンバーとEXO活動を誠実に継続する方案を模索中」とし、「どんな形で法問題が終わったとしてもEXOというチームとしての活動は続けていく」と伝えた。
先立ってEXOのベクヒョン、シウミン、チェンは6月1日、所属事務所SMエンターテインメントを相手に不当な契約期間と不透明な収益精算を問題視し、専属契約解除を電撃通知した。
これに対してSMエンタは有効に再契約が締結され、いつでも精算の根拠資料を閲覧できるようにしたと反論。メンバー3人に接近し、不法な契約を提案した“第3者”の外部勢力がいると主張した。
双方が真っ向から対立する格好となったEXOの“奴隷契約問題”。反論を受けたSMエンタがどんな立場を発表するか、注目だ。
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