K-POPガールズグループにとって、“初動ミリオンセラー”がニュースになる時代が終わりを迎えた。
【写真】(G)I-DLE・ミヨン、“美脚全開”のシースルードレス姿
BLACKPINKやTWICEを筆頭に、aespa(エスパ)、LE SSERAFIM(ルセラフィム)、IVE(アイヴ)、(G)I-DLEまで、韓国ガールズグループが相次いで100万枚以上のアルバム販売量を記録して、その勢いを伸ばしている。
5月15日に6thミニアルバム『I feel』のタイトル曲『Queencard』でカムバックした(G)I-DLEは、韓国音源サイトのMelon、Genie、Bugs、VIBE、FLOのリアルタイムチャートだけでなく、iTunesトップアルバム部門でシンガポール、トルコ、メキシコ、タイ、香港、デンマークなど18の国や地域で1位を記録し、チャートを席巻している。
今回のミニアルバムの先行注文量は110万枚を超え、自己最高記録を更新。2022年10月に発売した5thミニアルバム『I love』の先行注文量が70万枚だったため、前作に比べて40万枚も増加したわけだ。
特に最近、第4世代ガールズグループの間で人気の尺度ともいえる初動(アルバム発売から1週間の販売量)競争が激しくなり、互いに記録を更新していく珍しい風景が繰り広げられている。
aespaは2022年、2ndミニアルバム『Girls』で初動112万枚(HANTEOチャート基準)を突破し、歴代ガールズグループで初めて“初動ミリオンセラー”という記録を作った。この記録は2カ月後、BLACKPINKの2ndフルアルバム『BORN PINK』の初動154万枚で塗り替えられた。
しかし今年5月8日に発売されたaespaの3rdミニアルバム『MY WORLD』が、今度は初動169万枚以上となって再び最高記録を更新し、初動1位の座に返り咲いた。特にaespaは今回の新譜で初日から100万枚の販売量を記録し、歴代ガールズグループ初動1位、歴代SMエンターテインメント初動1位の記録と同時に、韓国アーティストの歴代アルバム初動記録の10位にも入った。
IVEとLE SSERAFIMの勢いも見逃せない。
去る4月、IVEは初のフルアルバム『I've Ive』でカムバックし、初動110万枚を記録。音源パワーだけでなく、フィジカルアルバムでもその勢いを証明した。
LE SSERAFIMは5月1日に発売された初のフルアルバム『UNFORGIVEN』で初動125万枚を記録し、aespaとBLACKPINKに次いで歴代3位に。何よりもLE SSERAFIMは発売初日にミリオンセラー達成とし、デビュー1年という最も少ない年次にもかかわらず、恐ろしい速度の成長を見せている。
韓国国内に限らず全世界の音楽市場でK-POPブームが起き、ボーイズグループだけでなくガールズグループのファンも急激に増加傾向を見せている。業界では女性ファンの高い訴求力がガールズグループのアルバムパワーを牽引したと見ている。
それぞれ異なる音楽で各自のグループの個性を強化し、互いにシナジー効果を生んでいるK-POPガールズグループが、今度はどんな新記録で世界を驚かせるか、関心が高まっている。
■【写真】aespa・カリナ、“全身ヒョウ柄”で魅せた神ボディ
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