強制わいせつの容疑で裁判にかけられた元K-POPアイドルに、10カ月の実刑が確定した。
4月30日、韓国の最高裁判所3部(主審オ・ソクジュン最高裁判事)は、強制わいせつ容疑で起訴された元B.A.Pヒムチャンの上告審で、懲役10カ月を宣告した原審を確定したと発表した。
ヒムチャンは2018年7月24日未明、京畿道・南楊州(ナミャンジュ)のペンションで20代女性Aさんに強制わいせつを行った容疑で起訴された。
当時、Aさんの通報で警察が現場に出動し、警察の捜査を受けていたヒムチャンは2019年4月に在宅起訴された。
裁判の過程でヒムチャン側は、「2人に好感があったことは明らかで、黙示的な同意があったため強制わいせつではない」と容疑を否認するも、1審と2審ともに懲役10カ月が宣告された。
一方、ヒムチャンは昨年4月にソウル漢南洞(ハンナムドン)にある居酒屋で女性2人の身体を触った疑いで追加起訴され、裁判中だ。また、これとはまた別の強制わいせつ疑惑も受けていると伝えられた。
◇ヒムチャン プロフィール
1990年4月19日生まれ。2012年に6人組グループB.A.Pのメンバーとしてデビュー。B.A.Pは2018年8月にメンバー2人が脱退し、2019年には残ったメンバーたちと所属事務所の契約が終わり、事実上の解散となった。ヒムチャンはソロ歌手として2020年10月25日に新曲を発表している。
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