俳優クォン・サンウが国税庁の税務調査と関連した“誤解”を正した。
3月3日、クォン・サンウの所属事務所SUカンパニーは公式立場を発表し、「クォン・サンウが“数億ウォン(数千万円)に達する法人所有のスーパーカー5台を購入し、脱税に活用した”という報道は明らかに事実ではない」と強調した。
所属事務所は「税務調査当時、SUカンパニー法人所有の車両は、国産SUV1台とセダン1台、輸入SUV1台とセダン1台の計4台だった」とし、「4台とも税務調査で業務用法人車両と認定された」と伝えた。
そのため「“問題となった車両を売却した”という報道は事実と異なる」とし、「税務調査後もしばらく業務用法人車両として使用していたが、必要に応じて輸入セダン1台を売却した」と解明した。
また、「2020年の税務調査当時、税務当局から損益の帰属時期に対する疎明要請があり、一部帰属時期に対する差があって修正申告をして自主納付した」とも付け加えた。
先立ってクォン・サンウは、本人が設立した法人の名義で数億ウォンに達するスーパーカーを購入し、純利益を減らす方法で脱税を図ったのではないかとの疑惑に包まれた。
それについて『OSEN』を通じて、「税務当局から損益の帰属時期に対する疎明要請があり、一部帰属時期に対する差があり、修正申告して自主納付した」という公式立場を明らかにして疑惑に全面反論した。
そして再び公式立場を発表し、あらためて脱税疑惑を否定した格好だ。
所属事務所の公式立場全文は、以下の通り。
◇
こんにちは。俳優クォン・サンウの所属事務所SUカンパニーです。
2020年の国税庁税務調査と関連して誤解の余地があり、誤った情報が拡大再生産されているので、正そうと思います。
俳優クォン・サンウが「数億ウォンに達する法人所有のスーパーカー5台を購入し、脱税に活用した」という報道は明らかに事実ではありません。
税務調査当時、SUカンパニー法人所有の車両は、国産SUV1台とセダン1台、輸入SUV1台とセダン1台の計4台でした。4台とも撮影現場を行き来する業務用に運行し、税務調査で業務用法人車両と認定された部分であるため、問題がなかったことをお知らせします。
これにより、「問題となった車両を売却した」という報道は事実と異なります。税務調査後もしばらく業務用法人車両として使用していましたが、必要に応じて輸入セダン1台を売却しました。
俳優クォン・サンウはこれまで税金を誠実に納付してきました。
2020年の税務調査当時、税務当局から損益の帰属時期に対する疎明要請があり、一部帰属時期に対する差があって修正申告をして自主納付しました。抜け落ちや漏れがあったのではなく、納付と払い戻しが同時に発生して訂正申告をしたことをお知らせします。
◇クォン・サンウ プロフィール
1976年8月5日生まれ。1998年にファッションモデルとしてデビューし、2001年にドラマ『おいしいプロポーズ』で俳優デビュー。2003年の主演映画『同い年の家庭教師』、2004年のドラマ『天国の階段』が大ヒットし、トップ俳優となった。『天国の階段』は日本でも放送されて、韓流スターとして人気を博した。以降もドラマや映画に多数出演。プライベートでは2008年に女優ソン・テヨンと結婚しており、2009年に長男が、2015年に長女が生まれている。
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