ガールズグループBLACKPINKがK-POPガールズグループで初めてイギリス最高権威の大衆音楽授賞式『ブリット・アワード(The BRIT Awards)』でノミネートされたが、受賞は不発に終わった。
しかし、欧州で恐ろしい速度でその立地を高めている彼女たちが、孤高の英国音楽市場の扉を叩いたということに大きな意義がある。
2月11日(現地時間)、イギリスのロンドンO2アリーナで開かれた2023年ブリット・アワード授賞式で、「今年のインターナショナルグループ(International Group of the Year)」部門賞はフォンテインズD.C.に贈られた。
フォンテインズD.C.はアイルランド出身の5人組バンドで、2021年グラミー賞にノミネートされるなどの音楽性が認められた。
これで同じ部門にノミネートされたBLACKPINKは惜しくも受賞に失敗した。イギリスで人気上昇の勢いに乗ったBLACKPINKだったので、受賞に対する期待も高かっただに惜しい。
実はBLACKPINKは昨年、2 ndアルバム『BORN PINK』でイギリスのオフィシャルアルバムチャートでもトップに立ったことがある。
また、最近はフランス大統領夫人ブリジット・マクロン女史が理事長を務める慈善団体がフランス・パリで開いたガラコンサートにも参加した。マクロン大統領と一緒に写真を撮り、英国大使館でティックトック・チャレンジを撮影するなどで話題も集めた。
受賞に失敗したBLACKPINKだが、K-POPガールズグループとして初めてブリット・アワードの候補に上がったということだけでも意義がある。
BTSもやはり2021年から2年間、ブリット・アワードで韓国歌手として初めて「今年のインターナショナルグループ」部門受賞候補に上がったことがあった。
両グループとも候補にとどまったが、韓国アーティストがいつか英国最高権威の大衆音楽授賞式に受賞者として上がる可能性を見せてくれた。
BLACKPINKは4月にアメリカの「コーチェラ・フェスティバル」、7月にイギリスの「ブリティッシュ・サマータイム・フェスティバル」にヘッドライナーとして舞台に立つ予定だ。各国で最高の音楽フェスティバルに挙げられる2つのフェスティバルに、ヘッドライナーとして立つのもK-POPアーティストの中では初めてだ。
全世界の人々が集まるフェスティバルであるだけに、BLACKPINKの名声はさらに強固になるものと見られる。今年初めからグローバルな歩みを続けているBLACKPINKが、次のブリット・アワードでは受賞することを期待させる。
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