11人組K-POPガールズグループLOONA(今月の少女)が解散の危機に直面した。
【画像】男性スタッフがLOONAメンバーの髪を引っ張って炎上
ソウル北部地裁・民事1部(チョン・ムンソン部長判事)は去る1月13日、LOONAメンバー9人が所属事務所BlockBerryクリエイティブを相手に提起した専属契約効力停止仮処分申請で、4人に勝訴、5人に敗訴の判決を下した。
勝訴判決を受けたメンバーはヒジン、ジンソル、チェリ、キムリップで、この日から所属事務所との契約が終了する。彼女たちはLOONAの元メンバーであるチュウと同じ条件の契約を維持していたという。
敗訴したメンバーのハスル、ヨジン、イヴ、ゴウォン、オリビアヘは、先立って契約条項を一部変更したと伝えられた。彼女たちは訴訟に参加していないビビ、ヒョンジンと共に所属事務所との契約を維持し、活動を続けるものと見られる。
これと関連して、BlockBerryクリエイティブ関係者は1月14日、本紙『スポーツソウル』に「現在確認中の事項だ。今後、立場を整理して発表する予定だ」と明らかにした。
一部敗訴したメンバーたちは1月14日、有料コミュニケーションプラットフォームを通じて心境を伝えた。
イヴはファンに申し訳ない気持ちを表わし、「心的に毎日が苦しい日々であり、胸にトラックを乗せたような窮屈さで眠れない日々だった」とし、「どれだけ長くかかるか、どれだけ痛まなければならないのか到底わからないが、できる限りやってみようと思う」と話した。
ハスルは「(訴訟と関連した)記事の内容は事実」とし、「メンバーたちのために、そして自分自身のために最後まで努力するので、たくさん応援してほしい。これからも長く厳しい戦いになるだろうが、ファンがそばにいてくれれば乗り越えられるだろう」と伝えた。
続けて精算部分に対して、「“精算をもらった”という推測が多かった。今は詳しく申し上げることはできないが、その部分は事実ではないということだけは申し上げることができそうだ」と説明した。
昨年グループを脱退したチュウに続き、ヒジン、ジンソル、チェリ、キムリップまで勝訴し、LOONAのグループ活動はさらに不透明になった。
所属事務所側は様々な議論のなかでもチュウを除いた11人組の活動を宣言した。そして1月3日に新アルバムを発表し、カムバック活動を強行しようとした。しかしファンのボイコットと非難の世論を避けることができず、最終的にカムバックを無期限延期することを決めた。
所属事務所に残ることになったメンバーたちもファンに複雑な心境を伝え、苦しんでいることを知らせた。ファンもアーティストも現所属事務所と共に活動を継続することを望まない状況だ。
それだけにLOONAのグループ活動が今後も続くと見るのは難しそうだ。
■不当契約を“正した”ことがチュウをモンスターに変えたのか…葛藤激化
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