報道によると、いじめ被害に遭ったと主張するA氏は自閉症であることが分かった。いじめが暴露されると、現地のネットユーザーたちは「#オーム・パワットが出てきて話せ」というハッシュタグ運動で釈明を要求する事態に発展。
問題が大きくなるとオーム・パワットは8日、自身のツイッターを通じて「幼い頃はかなりいたずらっ子で、時々、悪気なく友人たちに悪戯をした。中学校の時も友達と一緒に他の友達をからかったことがある」といじめを認めて謝罪した。
続いて「その後、学校で懲戒を受け、先生にムチで殴られた。当時、両親が友人の母親に謝罪したりもした」とし、「この事件は私にとって高い教訓として残り、同じことを繰り返さないよう努力しながら生きてきた」と説明した。
そして「幼い頃の行動で、友人が今日まで傷ついていたとすれば心から申し訳ない。一生、罪悪感を抱きながら過ごし、自らを許すこともしなかった。分別のない行動で傷ついたすべての方にも謝罪する」と付け加えた。
なお、タイのいじめ暴露騒動の発端となったドラマ『ザ・グローリー』は、高校時代、壮絶ないじめに遭った女性ムン・ドンウン(演者ソン・ヘギョ)が、綿密に練り上げた計画で加害者たちに復讐するという内容の物語。Netflixで12月30日にパート1が公開され、来る3月にパート2が公開される。