Disney+のオリジナルシリーズとして生まれ変わった『コネクト』を観た感想について尋ねると、「ウェブトゥーンの映像化が決まったあと、原作とどれだけ同じで、違ったストーリーが繰り広げられるかに一番期待した」と話し始めた。
「1~3話までは原作に基づいた話だったので、原作と比較しながら見る面白さがとてもよかった。同じでありながらも、他の構成やキャラクター設定がユニークな面白さを与えた。第4話からは完全に視聴者の気持ちで鑑賞した。新しい設定と人物が登場し、どのように展開されるのか私でさえ予想できなかったので、没頭して見るしかなかった」と、原作から一段階進んだ『コネクト』に対する評価を伝えている。
また、シン・デソン作家は原作にはなかった新しい設定に対しても、「卓越した選択」と賛辞を惜しまなかった。
ジンソプの“死体アート”についても「“死体アート”は劇序盤から視線を捉えると同時に、ジンソプのキャラクターをより明確にしてくれる立派なアイテムだと思う」とし、一層強くなったキャラクター設定に対して絶賛した。
また、ドンスとジンソプが視野を共有する時の媒介となる歌については「原作の連載当時、ドンスとジンソプが連がる媒介があれば良いと助言を受けたが、しっかり確立できずに完結したので残念だった。その足りない部分を、ドラマが歌という設定で満たしてくれたのでとても印象的だった」とし、裏側を明かしている。
最も記憶に残るシーンと台詞として、シン・デソン作家はドンスが臓器密売組織に捕まった後、再び元の姿に戻る場面とイランが絆創膏を貼る理由を説明する台詞を挙げた。
ほかにも「すべてのCGを気に入っているが、ドンスが元に戻る手術室のシーン一つで『コネクト』の特徴を一気に見せられたと思う。イランの絆創膏の話は原作にはなかった内容だが、作品の設定を象徴するようで納得できた部分だ。原作で使えなかったことに対する残念さが感じられるほど、長い余韻として残っている」としてその理由を付け加えた。
最後に「素材の面白さを最大化した監督の演出、原作のキャラクターを越えるビジュアルと熱演を見せてくれた俳優たち、自然に具現されたCG、死体アートや歌など追加された設定まで、色々と目と耳が満たされた作品だった」と絶賛すると同時に、「作品の随所に原作に対する配慮が感じられ、感謝の気持ちで鑑賞することができた」と愛情をあらわにした。
原作者も絶賛の『コネクト』は、不死の体を持った新人類“コネクト”のドンス(演者チョン・ヘイン)が、臓器密売組織に拉致されて片目を奪われたあと、自身の目が韓国全土を騒がせた連続殺人鬼ジンソプ(演者コ・ギョンピョ)に移植されたことを知り、彼を追う激しい戦いを描く。Disney+で全6話が配信中だ。