最も注目が集まるカムバック当日にメディアと会わないという決断は、異例のことだ。それでなくてもLOONAは今回の活動から“11人組”として再スタートするので、なおさらだろう。
この決定は、最近グループから脱退したチュウと、LOONAにまつわる所属事務所のイシューが影響を与えていると見られている。
先立って11月25日、BlockBerryクリエイティブは、メンバーのチュウがスタッフに対して暴言やパワハラを行ったため、グループから除名・脱退となったと明らかにした。だが、事務所の発表は根拠が不十分で、むしろチュウの美談が次々とあふれ出て、信頼を失った。
特にLOONAメンバーのヒョンジンは、ファンプラットフォームを通じて「誰よりも胸が痛いのはチュウ姉さんだ。たくさん応援して、愛してあげてほしい」と、公開的にチュウを支持する心境を明らかにしたりもした。
所属事務所は、そんなチュウ脱退の真相に関する議論に決着がついていないなかでカムバックを強行しているわけだ。そのため一部のファンは、今回のカムバックに対してボイコットを宣言している。
そんななかでショーケースを行えば、メディアからチュウ脱退や事務所とメンバーの葛藤などに関する質問が出るのは当然だろう。それを回避しようという意図が見え隠れする。
なおLOONAは来る1月3日18時、各種音源サイトを通じてニューアルバム『0』を公開し、カムバック活動に突入する予定だ。
■議論のなかでカムバ強行のLOONA…ファンさえも歓迎できない