パク・ウンビンは1996年に子役としてデビューして以来、これまで空白期なしに着実に活動を続けてきた演技者で、“ウ・ヨンウ”役でこれまで積み上げてきた演技の実力を発揮して大ブレイクを果たした。
彼女は幼い頃から時代劇によく出演し、2013年の地上波初主演作も『ホジュン~伝説の心医~』だった。『恋のドキドキ・シェアハウス~青春時代~』(2016)で酒好きの“ソン・ジウォン”役を演じて既存の落ち着いたイメージから抜け出し、男装演技を披露した『恋慕』(2021)は韓国ドラマで初めて「国際エミー賞」を受賞したりもした。
「今年最も活躍したタレント」の第2位は、女優キム・ヘス(13.0%)だ。
10月から12月初めまで放映されたドラマ『シュルプ』で慈愛のある明敏な中殿(王妃)“イム・ファリョン”に、年初のNetflixドラマ『未成年裁判』ではワーカホリックの判事“シム・ウンソク”で視聴者に会った。
第3位はドラマ『わずか1000ウォンの弁護士』で主人公を演じた俳優ナムグン・ミン(11.3%)だ。
1999年のドラマ『君の夢を広げろ』(原題)でデビューし、デビュー初期はペ・ヨンジュンに似ていることから、“リトル・ペ・ヨンジュン”と呼ばれたりもした。2017年のドラマ『キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~』と『操作~隠された真実』で、KBSとSBSの両社で同時に演技大賞最優秀賞を受賞し、“信頼できる俳優”となった。
第4位は女優コ・ドゥシム(4.2%)だ。
10月末に始まったドラマ『カーテンコール』(原題)で、楽園ホテルの“チャ・グムスン”会長に扮し、離散の痛みと毅然として死を準備する過程を見せており、上半期には彼女の故郷・済州(チェジュ)を背景にしたドラマ『私たちのブルース』で口数の少ない海女“ヒョン・チュニ”役を演じ、地域特有の情緒をそのまま伝えた。1972年のMBC第5期公開採用タレントとして演技を始めた彼女は、どんな役でも輝かせる貫禄のベテラン演技者だ。
以下、5位は『財閥家の末息子』(原題)の俳優ソン・ジュンギ(3.3%)、6位は『イカゲーム』俳優のイ・ジョンジェ(2.9%)、7位は『愛の不時着』俳優ヒョンビン(2.6%)、8位は『私たちのブルース』のイ・ビョンホン(2.5%)、そして『私の解放日誌』のソン・ソックと『シスターズ』のキム・ゴウンが9位タイ(2.4%)で、ここまでがトップ10となった。
イ・ジョンジェは2021年の『イカゲーム』以降、名実共にグローバルスターの仲間入りを果たし、ヒョンビンは2020年の『愛の不時着』で相手役を務めたソン・イェジンと結婚し、ドラマに劣らない話題を集めた。