公演開始前の5、6時間前から集まった観客らは各自好きなアーティストのプラカードやうちわなどを持って写真を撮ったりと、思い出を残した。
かつて日本の韓流ブームは中年世代が率いたという。当時はK-POPに対して若い世代は特に関心がないように見えたが、長い年月が経つにつれ、年代と雰囲気が一気に変わった。
京セラドームを訪れた観客の大半は10代から20代だった。年配の方ももちろんいるが、大半が子供と一緒に訪れた様子だった。母親と娘が京セラドームを歩く姿は容易に確認することができた。
日本人のファンが積極的に韓国語を学んでいる姿にも関心が高い。
京セラドームで会ったK-POPファンの相当数が流暢に韓国語を駆使した。韓国語を聞き取ることは基本で、好きなアーティストにメッセージを送るほど上手に韓国語を話すファンもいたそうだ。
かつての韓流スターにとって、日本人は静かに熱い応援を送るイメージだった。K-POPが世界的人気になってから、日本のファン層も少しずつ変化し、いつのまにか若者らがその中心になった。BoAを皮切りに、東方神起、KARAなど、韓流ブームを率いたグループに影響を受けた若い世代が育ち、活発に活動する第4世代のアイドルたちのファンとなった。当分の間、日本でK-POPの人気はますます高まる見通しだ。