少女時代メンバーまで感染…年末授賞式やイベントを控えて新型コロナ感染拡大が始まった韓国芸能界

所属事務所側は「当社は今後も防疫指針を徹底的に遵守し、アーティストの健康と安全を最優先に考慮して治療と回復に専念できるよう最善を尽くす」と伝えた。

(写真提供=OSEN)少女時代テヨン

やや落ち着きを見せていた新型コロナは、冬場になって再び感染拡大の傾向を見せている。ハン・ドクス国務総理も11月14日、政府ソウル庁舎で開かれた国務会議を主宰し、「鎮静の兆しを見せていた新型コロナウイルス感染症が冬季を迎えて再流行している」と警戒した。新型コロナウイルス特別対応団長兼、国家感染症危機対応諮問委員長のチョン・ギソクも同日の定例ブリーフィングで「第7次流行が始まった」と明らかにした。

11月15日0時基準、新規感染者数は2万3754人と集計された。先週である11月7日(1万8664人)から5100人増加しており、累計感染者数は2621万7995人となった。防疫当局は、最大一日20万人まで感染者が増えるものと見込んでいる。

冬場に入り、新型コロナの再流行が本格化し、芸能界にも赤信号が灯った。年末を迎え、授賞式など多くの人員が集まるイベントが増加するだけに、注意が必要だ。

去る11月5日にはLE SSERAFIMのホ・ユンジンが感染。それに先立ち、N.Flyingのキム・ジェヒョンやコヨーテメンバーのシンジとペッカも新型コロナに感染し、2週間の自己隔離を終えて活動に復帰した経緯がある。

(写真提供=OSEN)LE SSERAFIMのホ・ユンジン

11月10日にはMBCの新しい金土ドラマ『禁婚令、朝鮮婚姻禁止令』(原題)のスタッフが感染し、撮影が中断された。ドラマは「スタッフのコロナ感染で撮影を中断した」と明らかにし、11月14日から撮影を再開した。『禁婚令』側は「俳優およびスタッフの安全に最善を尽くす」と伝えた。

新型コロナの再流行が本格化し、各自の衛生を徹底するなど、個人防疫の重要性が再び強調されている。韓国政府は冬季ワクチンの追加接種対象者を拡大するなど、感染拡大を初期に防ぐための対策に奔走している。

(記事提供=OSEN)

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