特にLE SSERAFIMの今回の順位は、第4世代ガールズグループのなかで「ビルボード200」チャートデビューの最高成績であり、デビューから6カ月でのチャートインはK-POPガールズグループ史上最短期間だ。
LE SSERAFIMの『ANTIFRAGIL』は「ビルボード200」チャートだけでなく、「ワールドデジタルソングセールス」で8位、「ビルボードグローバル(アメリカ除外)」で42位、「ビルボードグローバル200」で79位に入る良い成績を残した。
(G)I-DLEもデビュー4年で「ビルボード200」に初めてチャートインした。
3月に披露した『TOMBOY』がヒットを記録したことで、今後に対する期待が高まった状況で、(G)I-DLEは見事に自己最高記録を更新している。タイトル曲『Nxde』は、国内主要音源チャートのトップと上位圏をロングランしており、米ビルボード「ワールドデジタルソングセールス」で13位、「ビルボードグローバル(アメリカ除外)」でも198位に入った。
最近、K-POPグループが「ビルボード200」チャートで頭角を現している。アルバム販売量を基準にした「ビルボード200」は、ファンの影響力の指標だ。それだけに、相対的に巨大なファンを持つボーイズグループの専有物のように思われた。
過去には少女時代、2NE1などが同チャートに名を連ねたこともあるが、BTSやSuperM、Stray Kidsなどのボーイズグループが「ビルボード200」のトップを相次いで記録していることに比べると、ガールズグループの存在感は薄かった。
本格的な変化が始まったのはBLACKPINKからだ。BLACKPINKは2018年に1stミニアルバム『SQUARE UP』で「ビルボード200」の40位に入ると、2019年には2ndミニアルバム『KILL THIS LOVE』で24位、2020年には1stフルアルバム『THE ALBUM』で2位を記録し、K-POPガールズグループの新たな歴史を作り続けた。
それ以降、「ビルボード200」でK-POPガールズグループの存在感が高まった。そんななか今年、BLACKPINKが2ndフルアルバム『BORN PINK』を通じて10月1日付「ビルボード200」で1位を占める快挙を成し遂げた。
現在まで、第4世代ガールズグループのなかで「ビルボード200」で最も高い順位を記録したグループはaespaだ。彼女たちは2ndミニアルバム『Girls』で同チャート3位を記録した。またITZYも5thミニアルバム『CHECKMATE』で8位を記録している。
業界関係者たちは「ビルボード200」チャートで今後、第4世代ガールズグループがさらに存在感を増すと予想した。
とあるK-POP関係者は、「IVEやNewJeansなど新人ガールズグループがデビューと同時に米ビルボード『グローバル200』チャートに入り、長期チャートインを続けている」とし、「国内外のファンを増加させているガールズグループが今後、『ビルボード200』チャートの主人公になるだろう」と見通した。
■BLACKPINKに赤信号、“健康不安説”に低パフォーマンス…「殺人的スケジュール」