「やはり犠牲者の哀悼が先じゃないですか」。
梨泰院(イテウォン)で起きた大規模事故で多くの犠牲者が出たなか、社会の雰囲気に敏感な芸能界も一時停止した。犠牲者に対する哀悼と追慕で、番組編成の変更とイベント中止が相次いでいる。
10月29日、ソウル龍山区(ヨンサング)梨泰院一帯にハロウィンを控えて数万人の人が集まり、大規模な圧死事故が発生した。
中央災難安全対策本部によると、31日6時までに集計された死亡者は154人、負傷者は149人にも達したという。負傷者のなかには心肺蘇生が必要なほどの重傷者もおり、追加での犠牲者が発生する可能性もある。
今回の事故と関連して韓国政府は、11月5日までを国家哀悼期間に指定した。