「やっと話せる!」とJINが生配信で明かした“BTS兵役問題”の裏側「バッシングに心が痛んだ」

2022年10月29日 話題 #BTS

自身の軍問題について、JINは「ヴォルデモート(※注釈)じゃあるまいし、軍隊を軍隊とも言えず、に行くという話もできず…」と不満を打ち明けた。

(※ヴォルデモートとは、ハリーポッターシリーズの登場人物。ネット用語では、タブーや禁止用語など、固有名詞を出せない時に代用して使用される。)

JINによると、彼は本来、2020年にリリースした『BE』のアルバム活動を終えた後に入隊する予定だった。アルバム発売の記者会見でも「国の呼びかけがあれば、いつでも応じる」と答えた経緯がある。軍入隊問題についてはメンバーとも議論も終えた状況だったという。

しかし、状況が変わった。2020年8月にリリースした新曲 『Dynamite』が予想以上に大ヒットしたため、ファンのために『Butter』『Permission to Dance』まで発売することとなったのだ。

(画像=weverse)

結局、入隊時期を2022年4月に開かれたグラミー賞以降に先送りしたというJINは「寒いのが嫌いなので今年の5月か6月に行くと伝えて、会社からもOKをもらった」と話した。

6月14日に公開されたデビュー9周年を記念した「2022チン防弾会食」をJINは「入隊を遠まわしに表現したもの」と説明。しかし、この映像が公開された後、BTSのグループ活動の暫定中断のニュースが全世界のメディア が大々的に報じられ、HYBEの株価が大暴落するという事態が。 結局、メンバーと所属事務所が「団体活動を継続する」と釈明した。

しかし、JINの入隊計画の足を引っ張ったのは2030釜山世界博覧会誘致祈願コンサート「Yet To Come' in BUSAN」でのメンバーの説得だったという。

JINは「このライブが、“僕たちが軍入隊前にできる最後のコンサートだと思う。韓国では歓声のあるコンサートはできていなかったから、ファンに対する礼儀でもう一度だけしてほしい”と説得され、結局公演後に入隊することに決めた」と話し、「コンサート前に軍入隊を知らせる動画もいくつか撮影したが、ファンが悲しむ“涙のコンサート”を望まなかった」と強調した。

さらに、JINは「入隊問題が過熱し、悪口をたくさん言われた。インターネットコメントの中で“まだ行かないの?”“早く行けよ”“行かないで何やってるんだ?というコメントを見ると、こういう文を見ると心が痛かった。“行くのに何で?” と…。会社にも“早く発表してはダメか”と聞いたりもした。結果的に悪口は少し言われたが満足している」と心境を語った。

JINは同日、今後の入隊計画について「アルゼンチン公演が終わって帰国したら、数日以内に(入隊関連書類を)書く」と伝えていた。

◇JIN プロフィール

1992年12月4日生まれ。本名キム・ソクジン。BTSの最年長メンバーで、グループ内ではボーカルを担当している。高校生の頃にドラマ『善徳女王』を見て俳優キム・ナムギルの演技に感動し、一時は役者を目指していた。通学途中にスカウトされたことでBig Hitエンターテインメント(現HYBE)の練習生となるが、実は中学時代に一度、韓国屈指の大手事務所SMエンターテインメントにスカウトされている。一次審査合格の通知が届いたが、詐欺だと思って断ったというエピソードはファンの間でも有名。

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