『SHOW ME THE MONEY』は、2012年から続くHIPHOPサバイバル番組で、韓国のHIPHOPシーンの人気を牽引し続けている。シーズン11のコンセプトは「THE NEW ONE」だ。コンセプトに相応しい新しいミッションや見どころを増やし、韓国HIPHOP界の今を証明する1人のラッパーを探しに出る。
チェ・ヒョジンCPは、プログラムが11年間も続いている秘訣として“時代背景反映”を挙げた。「『SHOW ME THE MONEY』は、単純にラップやHIPHOP文化よりも、時代背景を適度に盛り込んだプログラムだと思う。数年間やってみて感じた点は、その年のトレンドやさまざまな年齢層が持っている悩みがよく反映されたプログラムだと感じた。そのため、どのプログラムよりも関心が高いようだ」と明かした。
続いて、「体育館での予選を久しぶりに行ったが、多くの方々に会って感じたのが、参加者の年齢がとても幅広くなった。長く活動してきたラッパーや、今とても人気のあるラッパー、一般の方々の活躍も多い。年齢も幅広く、それぞれの年齢が持っている考えと雰囲気がすべて表れると予想される。そこを楽しく見てくださるのが、シーズン11まで来られた原動力だ」と伝えた。
『SHOW ME THE MONEY』がサバイバル番組の中で最長寿のプログラムという点で、負担感が多かったというイ・ヒョンジンPDは、「新しさや変化を望む視聴者も多かった。どのようにしたら視聴者の方々が楽しんでもらえる面白さを持ちながら変化を見せることができるか悩んだ」と打ち明けた。
プロデューサーチームには、グリルズ（IIIBOI、GroovyRoom）、スレイ（パク・ジェボム、Slom）、アルジョット（JUSTHIS、R.Tee）、クァイオリン（The Quiett、Leellamarz）が出演する。IIIBOIとGroovyRoomはシーズン9で、参加者とプロデューサー関係だったという点で期待感を高めている。当時、他のチームだった彼らだったが、今シーズンでどんなチームプレイを見せるかがポイントだ。
IIIBOIは、「『SHOW ME THE MONEY』シーズン9に参加したが、そのときある想像をした。シーズンが進行するにつれ“僕がGroovyRoom、JUSTHISのチームだったら、どうだっただろうか”とたくさん考えた。その、どうだったかな？を経験できるような感覚で面白い。シーズンが終わって未練が少し残ったが解消された気分」と満足感を示した。
最近『SHOW ME THE MONEY11』の予告を通じてMZ世代アイコンであり『高等ラッパー3』（原題）の優勝者イ・ヨンジが、優勝して涙を流す場面が公開され話題を集めた。チェCPは、「イ・ヨンジさんは最近、活発な活動を繰り広げている。だが、今シーズンに志願するという話を聞いたとき、どんな考えなのか気になった。ラップに対する意志が強く、HIPHOPに対する愛情度が高い。いろいろな挑戦をしてみたいそうだ」と話した。
また、「本人も、心配だが挑戦意識を持って参加したと聞いている。その他の参加者と変わらず、参加ラッパーとして実力と成長を一緒に見守ってほしい」とした。
製作陣と出演陣は、「今シーズンは前シーズンとは違う」と口をそろえた。GroovyRoomは「色々なジャンルを消化できる挑戦者が多くて、既存の『SHOW ME THE MONEY』では予想できない新鮮なことが期待できる」と耳打ちした。
だが、「参加者に誰がいるのか、広げらないように最大限防止するため努力中だ」とした。イPDは「視聴するにあたって意図せず不便を与える部分がたびたびあって製作陣として責任感を感じている。今シーズンに発生しうるリスクについても参加者と数回のインタビューを行いながらチェックしている。最善を尽くしていきたい」と伝えた。
なお『SHOW ME THE MONEY11』は、Mnetにて本日（10月21日）23時より初回放送。
